カテゴリー「電子部品」の41件の記事
ガラクタ、粗大ゴミ・・いやお宝??
2023年4月16日 (日)
2022年11月 3日 (木)
2022年11月 2日 (水)
2022年11月 1日 (火)
2022年10月28日 (金)
VN-L5 MarkⅡ 160/80mデュアルバンド人柱版キットを組み立てる(3)
TX部の組み立て。ファイナルはN-ch MOS-FETを使ったPushPull E級スイッチング動作となっており、75%の効率で動作するとのこと。それでも10W出力だからなるべく放熱が良好となるように配慮したほうが良さそうと、プリント基板のパターンに密着、ハンダが全体にまわるように実装しました。
MTA100N10KRI3 というMOS-FETで秋月電子で25円/個で販売と安くしかも、RFで使う場合にネックとなるCiss(入力容量)が小さく使いやすいFETです。設計者のVNQさんはずいぶんと調べて選択されたことが伺えます。
コイル、RFトランス以外の実装が完了しました。
コイル、トランスの制作に入ります。
念のため、測定。計算上は4.2μHになるのですが実測4.6μHでした。同じ巻数のコイルをもう一つ作るのですが、そちらのほうは4.4μHとなりました。トロイダルコア材質のばらつきがあり、インダクタンスも一定とはならないようです。LPFなので、この程度の誤差は許容範囲です。
こちらはFT-37-43 フェライト系コアに巻いたもの。計算上は200μHとなるのですが、実測は332μHとなりました。フェライト系コアは、抵抗成分も多いのでDE-5000の測定誤差も出るのかもわかりません。RFCで使うので誤差があっても問題ありません。
TX部、全ての部品の取り付けが完了しました。
この状態でCRTL部と接続しファイナルFET Gate波形を測定、ちゃんと逆相になっているかチェックする指示があります。写真のとおり正常でした。これでOKなら、ジャンパー部をハンダ付けしてファイナル部へ電源供給する仕様となっています。
(つづく)
2022年10月23日 (日)
VN-L5 MarkⅡ 160/80mデュアルバンド人柱版キットを組み立てる(2)
CRTL部は部品の取り付けが完了したので、TX部の電源系部品を取り付けてCTRL部がちゃんと動作するかテストを実施するようにと、手順書に記載があります。
TX部に取り付ける電源ON/OFFするデバイスμPA2815、これ、単なるP-ch MOS-FETなんですが、非常に小さくてピン足が短くて取り付け難易度がかなりなもの。ディスコンになったようで正式モデルは別のデバイスに変更になるかもしれないとのことです。
このMOS-FET、こんな小さくても21Aも流せるんです驚異的。
後はピンヘッダーとDCプラグのメス側を取り付けることでCTRL部の動作テストが可能です。ハンダ付けは、その都度ルーペや実体顕微鏡で確認を取ってきたので一発で動作しました。PICマイコンでプログラムされたソフトは、ものすごく多機能になっています。
⇒このあたり、自作ソフトが書ける方がうらやましい。
他にも狭ピッチICの実装が必要なのですが、さすがに慣れてきて10分で取り付けできるようになりました。
(つづく)
2022年10月22日 (土)
VN-L5 MarkⅡ 160/80mデュアルバンド人柱版キットを組み立てる(1)
多数のキットを設計/販売しているJL1VNQ局から新しく160/80mデュアルバンドCW機、VN-L5 MarkⅡを開発中なので、その人柱版キット頒布するので組み立てててみる方募集との告知があったので購入してみました。
人柱版、いわゆるフィールドテスト用なのですが部品等はきっちり個人販売と思えないぐらいすばらしい仕分けされています。
表面実装部品SMDを多数使ってあり、このキットを完成させ成功するかどうかは細かい部品のハンダ付けのスキルがあるかどうかにかかっていると言っても過言ではありません。過去にやったことありますが、そのノウハウ的な感触を忘れているようで、狭ピッチICふたつを取り付けるだけで1時間以上かかってしまい、集中力も切れてしまう始末。時間は無限にあるので、集中力が切れたらやめ、少しつづ組み立てていくこととしました。
狭ピッチICの手実装は、ブリッジができて当たり前なのでブリッジした後にハンダ吸い上げ電線で余分なハンダを取ってしまう手法が定石です。それでも、ピンセットで位置決め、ハンダゴテの当て方、吸い上げ電線の使い方などの慣れが必要です。
組み立て手順は大きく分けて、CTRL部、TX部、RX部の3枚基板に分かれているのですが最初に取り掛かるのがこのCTRL基板でなんとか全部品を取り付けることができました。
(つづく)
2021年3月 8日 (月)
2,000個以上ある水晶でフィルターを作る
オークションで格安で4,000個購入した14.318MHz (クロマ周波数3.579545MHzの4倍) の水晶、ローカルさんに頒布したりしていたのですが、捌ききれません。クリスタルフィルターの自作ぐらいしか用途が無く、とりあえずはいろいろと試してみることにしました。
最終的には、DDS-VFOと組み合わせ、AM, SSB, CWと自由に帯域を切り替えられる受信機でも自作できればという魂胆です。
フィルターの回路は、一般的なラダーフィルターの回路を。 6素子と8素子を作ってみることにしました。入力/出力側をパラにしてあるのは、JA4LAO局の実験で肩特性がよくなるということでやってみました。
きっちり設計するなら、水晶を一つづつfs, fp, 直列Cを測定し選別し、計算ソフトウェアによってCを求めることで帯域を決定できるようですが無視し、どうなるかまずは試してみることに。
穴あき基板で、こんな具合に作ってみました。先般、大量に購入したコンデンサは、このためにです。
6素子、C=100PF
きれいな特性が出ていますが、帯域が3.2kHzとSSBで使うには広すぎです。
8素子、C=120PF
帯域が2.6kHzとSSBで使うにちょうど良い帯域となりました。
8素子、C=200PF
帯域が1.5kHzとSSBでは狭すぎ、CWだと広すぎと中途半端な特性となりました。
ここまでしか試していませんが、Cを大きくすると帯域は狭くなりますが挿入損失が大きくなってくるので果たしてCWに要求される500Hzまで絞ることができるのかは不明確です。機会があれば別途報告したいと思います。フィルターをいくら多数作っても2000個を消費することはなさそうですが。
2021年2月28日 (日)
自作に使うは共晶ハンダが鉛フリーハンダか???
Facebookのとあるグループで普段個人で「共晶ハンダ(鉛入り)」か「鉛フリーハンダ」かどちらを使っているか尋ねたところ・・・
★共晶ハンダ派・・・・ 12名
★鉛フリーハンダ派・・ 5名
という結果になりました。
■共晶ハンダ派の意見は
・鉛フリーは温度管理が難しくつかいにくい。
・ 〃 光沢が無く、乗りが悪い。
・共晶ハンダが手持ちにあり、一生かかっても使い切れない。
■鉛フリーハンダ派は
・仕事で鉛フリーを使っていて特に問題ない。
・慣れれば使いづらいことはない。
・温調ハンダ鏝を使えば大丈夫。
・ハンダ吸い取り線なども問題なく使える。
ちなみに、ハンダメーカーは共晶ハンダでは「アルミットが良い」という意見が多く、鉛フリーは、ホーザンHS372、スペリア、千住金属を使っているとのこと。私は、共晶ハンダ派で写真の通りアルミットとニホンゲンマのを使っています。
2021年2月27日 (土)
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- Arduino NANOに足をつっこむ 2021.01.22
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- 自作に必須なスキル 2020.01.24
- 定石の劣化部品 2SC460B 2013.04.13
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