カテゴリー「古い無線機/軍用機」の34件の記事

捨てたものじゃありません。

2015年4月21日 (火)

昭和34年製 五球スーパー

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昭和34年製、パナソニックEA-685 というMT管式五球スーパー。これは、修理依頼じゃなくて、頂いたもの。細かいところは、ラジオ専用サイトがたくさんあるので省略として、写真のみ中心に。 

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ボロボロになっていた線材、主要なコンデンサ交換、ダイヤル糸の張替えが修復箇所でした。50年前の機器にそのまま電源入れるのは、恐いので、スライダックで、ぼちぼち電圧を上昇・・・。案の定、50V程度で煙が出てきました。その原因を追求すると、バンド切り替えスイッチの絶縁不良でした。+B電圧が加わっており、リークが原因。その部分をパスするよう回路変更で対応しました。

古いラジオの修理もやっています。

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2013年9月24日 (火)

TS-820初期型、後期型の違い

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TS-820、10台以上修理するうちに、初期と後期の製造ロットによって、ずいぶんと使用部品が異なることがわかってきました。FT-101などYAESU機は、更にいろいろな中身のものがあるようですが、解る範囲で調べ比較してみました。


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2013年1月24日 (木)

古いラジオの調整・修理本を発掘

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こんな古い内容が書いてある本を発掘した。解る人にはわかる「並四ラジオ」の配線図。解説には國民2號型受信機と明記してある。


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2013年1月 7日 (月)

昭和30年の5球スーパーレストア

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 シャックに鎮座してあるST管式5球スーパー (正確には6球だが) を、ちょっと気合を入れて「いつでも鳴る」レベルにレストアしました・・・ NATIONAL AX-530 という機種で 1955年(昭和30年) 販売のようです。


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2012年11月26日 (月)

TX-88A+VFO-1による50MHzAM結果

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VFO-1を使ってTX-88A最も高い周波数である50MHz AMを出してみました。 結果は 3.5W程度 しか出なかったです^^
初段/次段の逓倍に使ってある 6AR5 6AQ5 に一時的に変えてみたところ4Wちょっとまで上がりましたが、終段管の807を50MHzで使うのはちょっとキビシイようです。50MHzはオマケ的な機能でタンクコイルも2回しか巻いてないし配線長なども全く考慮していないので、こんなものかもしれません。

後継のTX-88Dでは12BY7A⇒S2001/6146Bになっているので、良くなっているんでしょうけど。

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 スペアナで見たら、こんな感じ。第2高調波のレベルが高く、過去関西のアナログTVに存在した2CHへのTVIは免れない状態だったと推察できます。
 あと、結果的に他のバンドも含めてVFO-1のスプリアスは関係ないようで、水晶発振の時のものと大きな変化はありませんでした。
 (以上、このお遊びはこれで終了です^^)

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2012年11月25日 (日)

VFO-1の怪(?)

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TX-88A専用のVFO, VFO-1をいろいろと触ってみたところ、不可解な点が多数出てきました。そのあたりに触れてみます。
 (VFO-1: 愛称は“べりー・ふらつく・おしれーた”だった)


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2012年11月24日 (土)

変調トランスを変えてみた

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TX-88Aの音質がイマイチなので、LUXの変調トランスに仮に交換してみた。


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さすがは LUX !! ほぽ完璧なきれいな変調波形となった。

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2012年11月23日 (金)

TX-88Aのリストア・・・(変調編)

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 測定編の続き、変調のかかりぐあいをオシロスコープで測定してみました。TX-88Aの変調音は、はっきり言ってイマイチです。
 (写真は変調器に使っている6BQ5x2)


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2012年11月22日 (木)

TX-88Aのリストア・・・(測定編)

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「3ステージのみの送信機」こんな簡単な回路で、スプリアス特性などの実力がどれほどなのか・・・ それを知りたかったがためにリストアした意図があり、ソースを水晶発振としてスペアナによる測定と、オシロスコープによる変調具合を見てみました。(専用VFOであるVFO-1を基とした結果は別途考えています。)


ちょっと専門的になりますが、続きをどうぞ・・・・

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2012年11月20日 (火)

TX-88Aのリストア・・・(概要編)

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TRIO TX-88A  3.5MHz~50MHz AM/CW送信機。1960年代のHF AM時代に高一中二受信機 9R-59とペアで使われたものです。この古い送信機の特性を測定したく、飾り物にしていたのを動作させてみることとしました。

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