知らなかった!! 給電しないで近づけるだけで2バンドをカバーできる手法
ナガラの144/430MHz 2バンドのアンテナ、DO-2B8。このアンテナの430MHz側の給電方法がどのような構造になっているのか、以前から気になっていました。調べたところ・・・
な に も つ な が っ て い な い !
「その手法は昔から使われているよ」と言われ、これは長いこと無線やっているのに衝撃的でした。
CD社のRDP 730-Vに付けるオプションの50MHzエレメントもそうだよ・・・と。確かに、バランからは何も接続されずにあるキョリを離して沿わしてあるだけです。これで、ホントウに励振できるのか?? ちょっとシミュレーションしてみることに。
給電する側のエレメントを14MHz用(10m)として、約2.8mのエレメントを10cmの間隔をもって沿わしてみたところ、50MHzでちゃんと同調しSWRが落ちました。間隔(沿わせる距離)がクリチカルですが50Ωにマッチングを取ることができました。
例えば50MHzバンドの無いTA-33などに10cm程度の距離で50MHzのエレメントを沿わせるだけで給電することなく50MHzにQRVできるようになる。。。ってことです。
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