カテゴリー「50MHz AM」の11件の記事

開局当時を復活!!

2012年11月26日 (月)

TX-88A+VFO-1による50MHzAM結果

Vfo1_13_2

VFO-1を使ってTX-88A最も高い周波数である50MHz AMを出してみました。 結果は 3.5W程度 しか出なかったです^^
初段/次段の逓倍に使ってある 6AR5 6AQ5 に一時的に変えてみたところ4Wちょっとまで上がりましたが、終段管の807を50MHzで使うのはちょっとキビシイようです。50MHzはオマケ的な機能でタンクコイルも2回しか巻いてないし配線長なども全く考慮していないので、こんなものかもしれません。

後継のTX-88Dでは12BY7A⇒S2001/6146Bになっているので、良くなっているんでしょうけど。

Vfo1_14

 スペアナで見たら、こんな感じ。第2高調波のレベルが高く、過去関西のアナログTVに存在した2CHへのTVIは免れない状態だったと推察できます。
 あと、結果的に他のバンドも含めてVFO-1のスプリアスは関係ないようで、水晶発振の時のものと大きな変化はありませんでした。
 (以上、このお遊びはこれで終了です^^)

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2012年11月25日 (日)

VFO-1の怪(?)

Vfo1_02

TX-88A専用のVFO, VFO-1をいろいろと触ってみたところ、不可解な点が多数出てきました。そのあたりに触れてみます。
 (VFO-1: 愛称は“べりー・ふらつく・おしれーた”だった)


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2012年11月24日 (土)

変調トランスを変えてみた

88a_34

 

TX-88Aの音質がイマイチなので、LUXの変調トランスに仮に交換してみた。


88a_35

 

さすがは LUX !! ほぽ完璧なきれいな変調波形となった。

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2011年9月 9日 (金)

変調トランス入手

Mod_trans1

 程度の大変良いLUXの変調トランス 7AM42 (40W) を、オクで入手・・・。 なかなか出品されないもので、また出品されても希少価値から価格がべらぼうにつりあがり、そこまでして入手しようとも思わないのですが、今回はたまたまオーディオカテゴリーで見つけたものです。
 オーディオ屋さんにとっては、泣く子もだまる(???)LUXブランドであっても出力側が数キロオームの「へんてこりんな出力トランス」には目もくれないようで、安価に落札できました。(非常にラッキー!!)

Mod_trans2

  40Wの容量があるので、余裕で100%変調できるのではないかと思われます。ただ、すぐに取り替えることができず、変調器を作り直すかどうか考え中です。そういっても、苦労して作った今の変調器での交信履歴は、ほんの数局のみ・・・不動在庫にしたくないけど。

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2011年4月10日 (日)

開局当初へ(50MHz AMへの復帰)(完:配線図)

最終的な配線図をアップしますね。少しばかり、自分なりの工夫も。
 <RF部>

Am_tx

★ポイント
①Cgバイアス回路
 ・グリッドリークバイアスによる「深いC級」が基本。しかし、無信号時や入力同調回路
  がズレた時、ノーバイアスとなり過大電流が流れる。これを阻止するために、
  ツェナーダイオード(-66V)とグリッドリーク抵抗を併用とした。
 ・古い回路ではSgにクランプ管を用いて回避しているのを見かけるけど。
②スクリーングリッド回路
 ・抵抗47kΩと100kΩで分圧している。一般的には33kΩ程度のみで分圧は不要なの
  ですが、無信号時に-130VのCg電圧でもカットオフできなかったのでこうなった。
③キャリコン回路
 ・一般的にはNPN Trをダーリントン接続にしてリレーをドライブすれば良いのですが、
  受信時に変調器側をカットオフするリレーを1本の線でコントロールしたいため、
  PNP Trに変更した。定数は適当です。

あ、ここで気がついた。中和回路はSgにコイルを入れて、中和を取っています。
つづいて、変調器です。

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2011年4月 9日 (土)

開局当初へ(50MHz AMへの復帰)(変調器出力アップ)

6p3s_1

 6V6pp変調器の出力不足・・・完成と言っておきながら、6L6GTの互換球であるロシア製の6P3S (6п3с)を入手して交換、パワーアップを図ってみました。
 このタマ、6P3S (6п3с)非常に安価です。逆に安価だったのでまとめて10本も購入してしまいました^^ (@560円也)
作りは非常にしっかりとできており、ガタつきとか全くありません。オーディオ用途にもっと多用されても良さそうなのですが、6L6GC (Pp=30W)じゃなく、Pp=20Wと元祖6L6互換だからなんでしょうか・・・。

さて、実際に差し替えてどうなったかであります。


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2011年4月 3日 (日)

開局当初へ(50MHz AMへの復帰)(完成だけど)

Am_2

 さてさて、実際にシステム接続してテストです。
6146のRF部、AM変調する場合は深いC級動作にする必要があるので、66Vのツェナーダイオード+グリッドリークバイアスとしました。グリッドリークだけでは、入力同調がズレた時バイアスがゼロとなり過大な電流が流れて6146を痛める可能性があるからです。

うまく変調が掛かったか・・・続きをどうぞ。


<補足>
変調トランスに 240V : 12V の電源トランスを使っていますが、インピーダンス比はどうなるかを少しばかり計算。
巻線比は、240:12 = 20:1 となりますが、インピーダンス比はこの2乗となりますので、400:1。12Vに16Ω出力をつっこめば、240V、すなわち1次側のインピーダンスは、16x400=6400Ωとなります。よって、とりあえずは、まんざらではない値(そんなにかけ離れてはいない)となります。

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2011年3月29日 (火)

開局当初へ(50MHz AMへの復帰)(その3)

6v6pp_8  6V6のプレート電圧が230V程度だと、10Wの出力が得られないため、450Vから320Vを得る回路を電源に組み込みました。
 この電源は、トランスの2次側AC195Vを倍電圧整流しているので、従来は450Vと半分の225Vが出力されるようにしていました。


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2011年3月21日 (月)

開局当初へ(50MHz AMへの復帰)(その2)

6v6pp_5

配線が完了。音出しに成功しました。テストがてら、エンヤのCDとかを視聴しています。
(HiFi オーディオアンプじゃないって??)


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2011年3月20日 (日)

開局当初へ(50MHz AMへの復帰)(その1)

 甚大な被害をもたらした震災。こちらには影響は無かったと言え、心理的にどうしても自粛ムードになってしまいます。被災していなかっても、連日のニュースで緊張するばかり。
 しかし、自粛して良くなる訳でもないし、せめて自分の心だけでも健康にしておいた方が・・・少し開き直った考えをし出した最近です。

上記とは関係ありませんが「移動する局」の免許を取得することを決めました。いろいろと考えが巡り、開局当初に使っていた松下の RJX-601 変調器付ブースタを復活させるべく、まずは変調器を新調 (といっても頂いたジャンクを利用するだけですが)、目的は、もちろん「真のAM変調音」です。
※RF部と電源部は これ  これ です。

6v6pp

 ジャンク箱から十数年ぶりに取り出した6V6 Push-Pullオーディオアンプのシャーシです。この方からいただきました。


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