手芸用ガラスビースを用いた空芯トロイダルコアコイル
コイル作成には欠かせないアミドンのコア、これ結構高価ですね。
ずいぶん以前(数十年前...)にこんな空芯コイルを作ったことがあります。
が、こんなのを作るのは非常に難しくて実用的ではありません。
だったら...ガラスまたは樹脂製のトロイダルコアに相当するドーナッツ型のモノに巻けば良いんじゃ??
ってことで。
手芸用で、ドーナッツ型ガラスビーズが安価(20個で110円)販売されいるのを探し出して購入してみました。
安価だったのでガラスではなく、樹脂製ではないかと疑い、ガスコンロで炙って燃えないかを確認しましたが間違いなくガラス製でした。
寸法は実測値で外形10mm、内径4.2mm、厚さ3.5mmです。
これを元に AI (Grok) に10回、20回、30回巻いた場合、どれぐらいのインダクタンスが得られるか尋ねてみると...
0.5μH程度は得られるとのAI 回答...
(便利な時代となりました!!)
そのへんに有ったUEW線、たぶん0.3mmを適当に巻いてみました。
後から拡大鏡を使って巻数を数えたところ23回。
23回でAI に計算してもらったところ0.31μH とのこと。
じゃぁ、実測してみようじゃないか...ってことでDE-5000で測定したところ、
多少の誤差はあるものの、おおまかで合致していることを確認しました。
もう少し細い線を使うと30回は巻くことができます。
Maxで0.5μHとなると、HFローバンドでの使用はインダクタンスが足りませんが
ハイバンド~50MHzだとLPFとか、の製作に十分使える値です。
まとめとして、これのメリットとしては
・なんせ安価
・フェライトコアのように磁気飽和が起こらない
・真空管回路でも使える
・空芯なのでコア材のばらつきが無く安定した
インダクタンスが得られる
・Qが高い(はず) ← 要検証 ←コア入りの方が
Q値が高い
一方、デメリットとしては
・形状、大きなものがなかなか見つからない
・μ値が1なので大きなインダクタンスが得にくい
・バランや広帯域トランスとしては使えない
こんなところでしょうか。
樹脂製でも使えるハズですが、材質によって誘電正接の影響で高周波ではロスが発生する可能性あるため、ガラスやステアタイトが最適です。(十分使えると思いますが)
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