不動在庫のVFD (蛍光表示管) を使って時計を作る
20年ぐらい前だったか、日本橋のデジットにて50円か100円で投げ売りされていたVFD LD8113 が6本が不動在庫になっているのを見つけ、なんとか使ってみたいなぁと考えていたら、今でも販売されている小さなVFD LD8035E を使ったキットを見つけました。
Kicadを使って基板を作るのは難易度高いのでこのキットを利用できないかと購入してみました。
LD8113とLD8035E はピン配列が異なりますが、クロスさせたりして強引に基板に取り付けてみます。
MT管ぐらいの大きさあるのではみ出してしまいますが、そこも強引に。
なんとか6本を取り付けることができました...
この状態でちゃんと動作するか、チェックです。
真ん中のセグメントは使いませんが、6桁ともに正常に点灯することを確認。
Arduino 用のスケッチを探したところ、良さそうのがみつかりました。ここです。
いろいろ苦労しましたがなんとか動作するようになりました。
ポイントとしては
・LD8113 のフィラメント電圧は2.5Vと添付されていた紙に書かれて
いましたが2.5Vでは赤熱し高すぎるようで1.5V程度で良さそうです。
・アノード電圧は12Vでは暗すぎ、18~25Vで使うのが良さそうです。
最後に動作中の動画、ニキシー管と並んでレトロ風で味があります。
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コメント
たまたまある無線機から取り出した表示ユニットで遊ぼうとしてる自分的には、なかなかタイムリーな話題です。しかも同様に入手したと思われる同じ表示器が我が家でも眠ってたような。
しかし…今度は元々キットについてきた小さいのが不動在庫になりそうな? (^^;
投稿: JI3KDH | 2024年12月 4日 (水) 22時27分
多桁を封入したVFDはフィラメントを交流点灯にしないと明るさのムラが出てしまうようですね。
小さなVFD LD8035Eは確かに不動在庫に。これ、デジットにまた大量に在庫があるようで100円/本程度で販売されていてます。
投稿: JF3DRI | 2024年12月 5日 (木) 14時26分