2000円台で買える中華製ハンディ機のスプリアス特性
X (Twitter)界隈で流行っている安価で買えるトランシーバーを私も購入してみました。技適もありませんしそのままだと違法になってしまいます。
注文してなんと4日ぐらいで到着しました。国内はヤマト運輸が配達。
最終的には皆がやっているように、ファームウェアを入れ替えて送信機能はカットし広帯域受信機にする予定ですがまずは、スプリアス測定をやってみることにしました。 詳しくは調べていませんがSDRアーキテクチャを使ったワンチップICを使っていてファームウェアを変えることでSSBの受信も可となるようです。全世界のソフトウェア技術者我こそは…といわんばかりハッキングに立ち向かっているようでUV-K5(8)で検索すると多数出てきます。
<144MHz>
案の定「あかんやつ」。144MHz 基本波比スプリアスは・・・
・2nd : -45.1 dB
・3rd : -55.9 dB
・POWER : 約4W(内蔵電池)
ダメです。
<430MHz>
430MHzはもっと「あかんやつ」。 430MHz 基本波比スプリアス
・2nd : -42.8 dB
・3rd : -34.9 dB ⇒3倍の方が悪い
・POWER : 約4W(内蔵電池)
・2nd : -42.8 dB
・3rd : -34.9 dB ⇒3倍の方が悪い
・POWER : 約4W(内蔵電池)
ダメダメで広帯域送信なので内部にフィルター入っていないのかもしれません。
でもしかし、本体/AC充電スタンド/アンテナ/クリップ/中国からの送料を含んで2000円台で利益が出るというのは驚異的であって国産だと絶対マネできない製品です。
受信専用のファームは、プログラミングケーブルが必要で入れ替えたらまたレポートしたいと思います。
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