2023年12月
2023年12月28日 (木)
2023年12月27日 (水)
2000円台で買える中華製ハンディ機を広帯域受信機に
USBインターフェイスの入ったケーブルで簡単にファームウェアを書き換えできます。
こちらの日本語化を含めたファームを入れてみたのですがブラウザを使ったもので非常に簡単です。FT-991AやIC-7600よりはるかに簡単。
SSBも受信可能となりましたが、操作性がイマイチなのでただ受信できるだけと、おまけ的に考えるほうが良さそうです。1300MHzまで受信できるので電波が出ているかのチェック、すなわち測定器として便利。このファームの他、18MHz~1300MHzまで送受可能という恐ろしいのも公表されていて、そのあたりは自分の好みでファームを入れ替えできるところが無線機イジリが好きな人に取っては魅力です。
ゼネカバ送信とするなら、ファイナルの石をとっぱらって信号発生源として使うのも有用だと思われます。仕様では周波数精度1ppmなので十分な精度でテスト信号が得られそうです。
肝心の受信性能については書きませんでしたがAIR BANDなどしっかり受信できています。私はそこを聴いて楽しむような趣味は無いので、内容はわかりませんが…。 FMラジオ専用受信チップが付いているので普段はFMラジオ(AMの補完放送)として使うことが多そうです。
2023年12月14日 (木)
2000円台で買える中華製ハンディ機のスプリアス特性
X (Twitter)界隈で流行っている安価で買えるトランシーバーを私も購入してみました。技適もありませんしそのままだと違法になってしまいます。
注文してなんと4日ぐらいで到着しました。国内はヤマト運輸が配達。
最終的には皆がやっているように、ファームウェアを入れ替えて送信機能はカットし広帯域受信機にする予定ですがまずは、スプリアス測定をやってみることにしました。 詳しくは調べていませんがSDRアーキテクチャを使ったワンチップICを使っていてファームウェアを変えることでSSBの受信も可となるようです。全世界のソフトウェア技術者我こそは…といわんばかりハッキングに立ち向かっているようでUV-K5(8)で検索すると多数出てきます。
<144MHz>
案の定「あかんやつ」。144MHz 基本波比スプリアスは・・・
・2nd : -45.1 dB
・3rd : -55.9 dB
・POWER : 約4W(内蔵電池)
ダメです。
<430MHz>
・2nd : -42.8 dB
・3rd : -34.9 dB ⇒3倍の方が悪い
・POWER : 約4W(内蔵電池)
ダメダメで広帯域送信なので内部にフィルター入っていないのかもしれません。
でもしかし、本体/AC充電スタンド/アンテナ/クリップ/中国からの送料を含んで2000円台で利益が出るというのは驚異的であって国産だと絶対マネできない製品です。
受信専用のファームは、プログラミングケーブルが必要で入れ替えたらまたレポートしたいと思います。
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