« 2023年1月 | トップページ | 2023年3月 »

2023年2月

2023年2月14日 (火)

RAYTHEON 6KN6=6KD6ではないかという考察


もう真空管集めとか、真空管で何かを作ることはやらないことにしているのですが、染み渡ったクセでオークションを見るとつい不要なものを落札してしまいます。

6KN6いう聞き慣れないCTV用水平出力管が出品されていたので落札してみました。RAYTHEONブランドだけどグリーンベルトだしひょっとしたらこれは…ということで。

そんなタマ知らんわ!! ってことで当然誰も見向きもしないネコマタギなので4本1,100円で落札。
6kn6_02
6kn6_01
で、その目論見は東芝の6KD6を名前を変えてRAYTHEONブランド(RAYTHEONは軍事企業で民生品作っていない??)で輸出していたものではないかということで、東芝の6KD6と外観比較してみたところ全く同じでした。(写真の左が6KD6です)
6kn6_03
6kn6_04
6kn6_05
マイカ板の形状も同じ。これは、まず間違いなく東芝の6KD6です。MADE IN JAPANとも書かれてますし。

6KN6という真空管の規格を調べてみましょう。
6kn6_06

6KD6とは微妙に規格が異なっています。しかし、注目するところは

「2 Section in Parallel 」

と書かれていることです。文字の通り、2つのユニットをパラレル接続して封入となってます。大量生産されコスト面で非常にキビシイ要求される、カラーテレビの水平出力管がコストのかかる2つのユニット封入なんてするでしょうか??

私はこう推察しました。

開発当初はパラレル接続したものだったが、6KD6と差し替えてみるとそのまま使えた。
しかもコストが安い!! なので保守用として東芝の6KD6を6KN6とマーキングして売ってしまえ!!

FTDX401やFL-2000が手元に無いので、実際に挿して使えるかの検証が必要で100%そうだという確証はありませんが、まず間違いないと思われます。


| | コメント (0)

2023年2月13日 (月)

10m/30m WAS完成

10mと30mのWASが完成したので、30m~10mの6バンドでWASができました。

Was_all_7

10mは最後に残ったのがRI ロードアイランド、30mはND ノースダコタでした。

・10mは、このところのSSN上昇でコンデションが良くなるのはいいんてすが28.074MHzの混雑はすざまじく出る隙間が無いような状態となり、欲しいところが見えてもQRMで潰される状況が続きました。その中でK1FTと交信することに成功しました。

・30mは、当初視野に無かったのですが完成したとの声をあちこちから耳にしWAS探しをすることに。このバンドは向こうが明るい時間帯にも飛ぶので、どんどん増えて行きました。ちなみに米国では何故かこのバントは200W制限があり、とんでもなく強いという局はいない感じです。出ている局も少なく10.136MHzは珍局が出ていない限りいつもすいています。すいているので、SN=-15dB以下の局でも案外ちゃんと取ってくれました。しかし、最後に残ったNDはなかなかできません。アマチュア局の絶対数が少ない州であり、またハイバンドのコンデションが良いのでみんな上の周波数で運用していると思慮しました。そんな中、ようやくNS0Qを見つけQSO成立しました。

JTAlertを使っていたので30m WAS完成したよのつたない英語でメッセージを送付してみました。通じたようでCongが返ってきたのは嬉しかっです。
Ns0q

残るは40mのVT, DEですがJAがSRの時間帯と向こうがSSの重なる時間帯が季節が進み、存在しなくなったため朝からは東海岸がまったくみえなくなって、秋まで待つ必要があるかもしれません・・・。
Na_20230213100501

その他160/80/6mですが、6mは毎年のごとく気合を入れてマルチホップEsで狙うにせよ、160/80は無理そうです。
DXCC オナーロールは難しいですがWASハントはなかなか楽しませてくれました。

| | コメント (0)

« 2023年1月 | トップページ | 2023年3月 »