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2022年11月

2022年11月25日 (金)

160mで南米CXとの交信に成功

160mでウルグアイCX6VMとの交信に成功したので、ちょっとばかりその考察を。

Cx6vm_160

TwitterでCXが見えているとの情報があったのですぐさま160mをワッチ。ワッチ開始時は SN= -14~-16dB なのでこれは無理かなとコールしていると、突然SNがマイナス一桁台に。幸運にも-19dBで返ってきたけどRR73貰えず。もうダメかなと数回送ったところ、なんとかぎりぎり73が返って交信成立となりました。

Cx6vm_160a

その時のWFです。マイナス一桁でデコードできたのは9回のみ、時間で言うと5分弱だけ。
幸運にも、このPeak時に拾ってもらえたんです。

アンテナは相変わらず使っている短縮スローパー+IC7600の100W、タイミングとくじ運さえ合えば100Wでも南米と交信可能なのですね。

Cx6vm_160b

その時のPSKRを見たところ、こちらJAがSS(Sun Set),  相手CXがSR(Sun Rise) と季節的/地理的に両方ともグレーラインにかかる時期なのでたった5分だけ信号が強くなるのに納得できました。

CXがフェードアウトした後、LUを呼ぶJAがたくさん出てきましたが当方では見えませんでした。SRのラインがCX⇒LUと移動したためですね。160mでの南米狙いは、今の時期とLUとQSOできた2月中旬が最も良いと言えるんじゃないでしょうか。

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2022年11月 3日 (木)

VN-L5 MarkⅡ 160/80mデュアルバンド人柱版キットを組み立てる(最終)

3Dプリンターで作ったケースが付属しています。付属されているツマミも自作されたものです。

Vnl5_31
Vnl5_32
Vnl5_33
Vnl5_34

寸法精度もばっちり、スタンドも付いており凝った作りに仕上がります。

このキットを商品化するには・・・

・PICマイコンのプログラミング技術
・RF アナログ回路技術
・CADを使ったプリント配線板のレイアウト技術
・3D プリンターを使いこなす技術
・部品選定、調達にかかわるもの
・部品の仕分け、梱包、発送・・・

本業とは別にこれを一人でこなしてらっしゃるので、私にはできないすごいことです。 

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2022年11月 2日 (水)

VN-L5 MarkⅡ 160/80mデュアルバンド人柱版キットを組み立てる(5)

RX基板、受信部を作っていきます。
Vnl5_25

目が疲れ、集中力がなくなってしまうので、少しつづです。

Vnl5_26

コイル、フィルター水晶以外取り付けを完了しました。

Vnl5_30

ようやくRX基板への全部品取り付けが完了しました。
この時点では、フィルター水晶の外装ケースをアースに落とす処理が未です。

 

最終チェック時、一発では動作せずICピンのハンダ付け漏れとかいろいろありましたが、動作を確認しました。フィルターの帯域は広すぎでもなく、狭すぎでもなくちょうど良い感じです。AGCのかかりぐあいも、ゆっくり目でパサパサせず私好みでなかなかなもんです。

次回以降、受信性能について測定器でテストしレポートしたいと思います。

(つづく)

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2022年11月 1日 (火)

VN-L5 MarkⅡ 160/80mデュアルバンド人柱版キットを組み立てる(4)

TX部の部品取り付けが全て完了し、オシロでのチェックもOKなのでジャンパーをショートしてファイナルに電源供給、実際にパワーが出るか送信テストです。

Vnl5_24

あっさり動作してくれました。
出力は電源電圧に依存し、7Vで5W程度、12Vで15W、14Vで20Wと結構な大出力です。スプリアス等の測定は、完成後に実施してみたいと考えています。

次回からは受信部にとりかかります。

(つづく)

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