1400円で落札した不動のTS-700で遊ぶ(7)
TS-700のIF回路を再検討してみまた。
◯でかこった部分。ここで気になったのは33pFと1mHのLCが入っているところです。
実際の実装はこんな感じであきらかに、問題が発生し後から追加した形跡があります。
入力側はQ8のエミッタフォロワ、出力側はIFTの2次側リンクコイルに接続されており、いずれも低インピーダンス。これに33pFという小さいCを通すということは、既存のフィルターとのマッチングを考えて追加したものかと・・・。
だったら、ここをパスしてみればどうかと。
LTspiceなどのシミュレーションソフトで検討してみるのが良さそうですが、とりあえずは私の感と経験で「まずはやってみよう!!」ってことてでテストしてみました。
幸いにも想定が当たったようで、帯域内リップルがS=1以内に収まるようになりました。
SSGから、143.5MHzのローカル発振信号をダイオードDBMに入れて、非同調のなんちゃってコンバータを作って聞いてみたのがこの動画です。500kHz~1500kHzが、144.00MHz~145.00MHzに変換され、AM放送を聞くことができました。
(つづく)
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