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2022年1月

2022年1月27日 (木)

Si5351Aと1.3 inch OLED を使ってシンプルなVFOを作る

Arudino Pro mini (3.3V)を使ってSi5351Aの使い方がなんとなくわかったので、忘れてしまわないように他のものも作っておこうと、いろんなスケッチ(プログラム)に取り組んでます。表示器としてOLEDも使ってみたくて。

手始めにこういうのを。

U8glibというライブラリーを使って、お気に入りのフォントを表示させ、スクロールするだけのものです。これだけでも数時間を費やしました。

次に本命のVFO・・・    ドイツの局が作ったスケッチを改良してなんとか動作するところまでこぎつけました。周波数を変える時にブツブツ音が出て、その対策に詳しい方の助言を得るなど、ここまで動作させるに一朝一夕とはいきませんでした。

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2022年1月21日 (金)

1400円で落札した不動のTS-700で遊ぶ(10)

※注:このプロジェクトは最後まで完成(達成?)しない可能性もありますのでマネしようとか考えないほうが良いかもしれません。

Bpf_99


さてLocal発振器のメドが立ったので構想に沿って、あれこれ設計していきます。入力側のBPFです。


Bpf_00

メーカー製のゼネカバ機は、こんなふうに周波数帯別に分割されていて、高級機になるほど、この分割数が多く設計されており帯域外妨害電波の影響を受けないとしています。7MHz出ているときに14MHzで至近距離のローカルさんがQRVすれば抑圧を受けるとか洒落になりませんもんね。

メーカー製回路の設計を真似ようと、BPF設計ソフトを探してみたのですがありません・・・
LTspice などだったら可能なのでしょうけど。

Aade

AADE filter design というフリーソフトで設計はできるのですが、出力される回路が複雑すぎて作る気になりません。お遊びでやっているんで・・・。

とりあえず中波放送帯はLPFでOKなので SVCfilter で設計してみました。

Lpf_2m
急峻な特性が得られるチェビシェフ型で。

いろいろと考えあぐねたところ・・・
Ts700_40
Ts700_41
Ts700_46
Ts700_45

まだちゃんと実装できるか不明なのですが、TS-520のTUNE機構に使っているバリコンを使って6~12MHzをカバーする原始的なマニュアルチューニング案が浮上してきました。

(つづく)

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2022年1月10日 (月)

1400円で落札した不動のTS-700で遊ぶ(9)

Ts700_31
私ではできないと、懸念していたArduinoによるSi5351Aのコントロールスケッチですが、他人様のスケッチをいろいろと参照し、見様見真似であれこれ実施し、Twitterで尋ねたりしているうちに、とりあえずは自力で完成しました。やればできるじゃないのwwTs700_32
3.3V版のArduino pro mini を使いました。Si5351Aが3.3V動作のため、I2Cのレベルシフターが不要でそのまま直結できるためです。USB端子が無いのでスケッチ書き込みはFTDIのシリアル・パラレル変換が必要です。

配線はこんな感じ。
Ts700_33
デジタルpin 2~5のいづれかがHighになるかで発振周波数を変える(TS-700のチャンネルスイッチでバンドチェンジ)ことができるようにとスケッチを作りました。

当初、デジタルpinにPullダウン抵抗が必要だとは知らずに発振させてみたところ、このとおりデタラメ発振してしまいました。HighかLowかがうまく判定できないんですね。

各pinを抵抗でpullダウンすることで、正常な発振をしました。

(つづく)


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2022年1月 5日 (水)

1400円で落札した不動のTS-700で遊ぶ(8)

さて、自作フィルター搭載の目処がたったので、どう料理してHF帯受信機にするか??を考察してみました。

まずはゼネカバ受信機を目指したもの。
Ts700_24
144MHz帯に変換するか、IF(10.7MHz)に変換するかですが、この方法だとゼネカバは実現しますが、TS-700へは固定周波数が出力され外付け受信アダプターみたいなものになってしまいます。選局もそのアダプターに付けたダイヤルツマミで行うことになり、せっかくTS-700についている2重ダイヤルを回す感触が無くなってしまうことになります。

そこで・・・
Ts700_25
ゼネカバ受信機ではありませんが、放送があるHF周波数帯域をTS-700のFIX Ch SWを使ってバンド切り替えみたいな感じに使い、選局はVFOで実施する方法とすることにしました。これだとTS-700の内部に内蔵してしまうことも可能です。

ここからは、自力でArduinoでSi5351Aを動かすスケッチを作ることができないので、ソフトウェアに詳しい方の協力が必要となってきます・・・さて完成するかは???です。

(つづく)

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2022年1月 3日 (月)

5 Band DXCC Award 到着

5bdxcc_05_20220103153301

昨年12月の初旬にLoTWで申請した5 Band Awardが、新年早々、到着しました。高いお金を支払ったお年玉ですね。
5bdxcc_04_20220103153601

かかった金額は19,910円、私にとってはアマチュア無線の集大成みたいなもんですからしかたありません。

申請の際に、備考欄に書いておいたプラーク(盾)と盾に付けるWARCバンドと6mのメダルは受け付けてもらえず、別途申請することにしました。

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2022年1月 1日 (土)

1400円で落札した不動のTS-700で遊ぶ(7)

TS-700のIF回路を再検討してみまた。
Filter_01_20220101165301

◯でかこった部分。ここで気になったのは33pFと1mHのLCが入っているところです。

実際の実装はこんな感じであきらかに、問題が発生し後から追加した形跡があります。
Ts700_22

入力側はQ8のエミッタフォロワ、出力側はIFTの2次側リンクコイルに接続されており、いずれも低インピーダンス。これに33pFという小さいCを通すということは、既存のフィルターとのマッチングを考えて追加したものかと・・・。

だったら、ここをパスしてみればどうかと。
Ts700_23
LTspiceなどのシミュレーションソフトで検討してみるのが良さそうですが、とりあえずは私の感と経験で「まずはやってみよう!!」ってことてでテストしてみました。

幸いにも想定が当たったようで、帯域内リップルがS=1以内に収まるようになりました。

SSGから、143.5MHzのローカル発振信号をダイオードDBMに入れて、非同調のなんちゃってコンバータを作って聞いてみたのがこの動画です。500kHz~1500kHzが、144.00MHz~145.00MHzに変換され、AM放送を聞くことができました。

(つづく)

 

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謹賀新年

Nenga

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