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2021年12月

2021年12月30日 (木)

1400円で落札した不動のTS-700で遊ぶ(6)

TS-700の内部へ仮実装してみました。付いているSSBフィルターを取り外して装換です。

Ts700_a1
Ts700_a2
Ts700_a3

とりあえず、これでAMを聞いてみることにしましたが・・・


 

帯域内リップルが多くてSメーターがふらふらしてしまいNGです。回路とのインピーダンス・マッチングがうまく取れていないせいのようです。 
(つづく)

 

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2021年12月29日 (水)

1400円で落札した不動のTS-700で遊ぶ(5)

10.7MHz 帯域6kHzのAMクリスタルフィルターの製作です。
Xtalfil_04
とりあえず50個あるので、fs(直列共振)とfp (並列共振)の各周波数を測定して同一なものを選別しました。
このfsとfpの差の周波数帯域でフィルターが作れるということですので理論的にはBW=14kHzまで作れるということになります。
Xtalfil_01 Xtalfil_02
まずはRFワールド56号の記事通り22pFで作ってみました。ところが、帯域幅4.6kHzと狭すぎでだめです。
Xtalfil_03
18PFのコンデンサを急遽仕入れ、変更してみたところ・・・帯域は5.4kHz付近となり、まだ狭いです。
ずいぶんと使う水晶によって異なるようです。通過帯域にデコボコが出ていますが、これは50Ωで測定しているためで、入出力インピーダンスを合わせれば消えるハズです。
Xtalfil_07
1:9のRFトランスでステップアップするとバンプは消えました。帯域が狭いですが、とりあえずこれでテストしてみることに。

(つづく)

 

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2021年12月28日 (火)

1400円で落札した不動のTS-700で遊ぶ(4)

Ts700_15
調整、完了しました。感度は鬼でSSGからの-143dBmが楽々検出できます。

それで、何を企んでいるのか?? ですが・・・。

Ts700_18
Ts700_19
7L4WVU原口さんのこの記事が気になりまして、自作のAMフィルターを作成/実装し、短波受信機として使おうという魂胆です。

Xtal_a1
Aliexperssで10.7MHzの水晶、10個97円を50個発注しました。

(つづく)

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2021年12月26日 (日)

1400円で落札した不動のTS-700で遊ぶ(3)

VFO発振停止系の修理を進めていきます。
Ts700_09
TS-700Sは配線が立て込んでいて取り外しが難しいですが、TS-700は簡単に取り出すことができます。
Ts700_10
TS-520/TS820でおなじみの修理、バリコンアース側の接触不良を修正します。
Ts700_11
もういちど開けるのは面倒なので、ここについている2SC460を交換しておきます。やはり足が真っ黒でした。
Ts700_12
元に戻そうとするとメインダイヤル照明用の電球が切れていることに気が付きました。分解する時に、ごそごそと振動を与えたことで切れたようです。電球は寿命があるので仕方ないですね。
Ts700_13
こんな電球は在庫が無いので、カチ割ってLEDを取り付けました。390Ωの抵抗で電流制限。
Ts700_14
うまくいきました。拡散キャップを付けたほうが良さそうで、光量が落ちるので抵抗はもう少し小さ目のほうがいいかも。この高輝度LEDは50mAまで流すことができます。

とりあえず、これで安定したので細部のアライメントに取り掛かります。

(つづく)

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2021年12月25日 (土)

1400円で落札した不動のTS-700で遊ぶ(2)

電源回路を解析したところ、20V側が落ちると9V側もシャットダウン?? らしき処理がしてあるようですが、無視することに。

【変更前】
Ts700_07

【変更後】

Ts700_08

Q12を取り外し、代わりに取り付けました。
Ts700_05

とりあえず、これでザァー音が出て動作するようになりました。
ただし、これで終わりでは無く、VFOを回すと発振停止するところがあり、TS-520/TS-820で何度も修理してきたパリコンのアース側接触不良があって分解手入れ必要です。

(つづく)

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2021年12月24日 (金)

1400円で落札した不動のTS-700で遊ぶ(1)

Ts700
古い2mオールモード機って、オークションでは猫まだき状態で誰も入札しないですよね。1000円台で入手することができます。実は、これが2台目。1台目は、あまりにもすんなりと動作したので記事にすること無しでした。
Ts700_01
電源は入るが受信も送信もできないとの説明。到着して診たところその通りダメでした。外観はすごくきれいです。
Ts700_02
Ts700_03
9Vの電源ラインが3Vしかなく、それに従って20Vに昇圧しているファイナル電源も17Vぐらいしかありません。
Ts700_04
9V出力のところで切り離すと10V以上出てきますが、電流が少しでも流れると3Vになってしまいます。安定化電源を使って9Vラインに強制供給すると、ザー音が鳴り動作をはじめました。
回路を細かく調べたところ、MFC4060AというICが不良と結論付けました。こんなICもうありません。
3端子レギュレータに回路変更してみることにしました。

(つづく)

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2021年12月 6日 (月)

LoTWから5B DXCCの申請 その1 DXCCのNewクレジット

5 BAND DXCCが完成したので、LoTWから申請してみることに。

LoTWにログインし、Award ⇒ DXCC Account ⇒ Applicationと進み、全ての局をクレジット。
すると、この画面が出てきます。バンド毎のアワードは不要なのでチェックは入れずに次へ。
5bdxcc_01

自動的に計算してかかる費用が出てきます。
一挙に申請したので、$144.52 (約16,000円)もかかってしまいました。

5bdxcc_02
ここのコメント欄に5BAND DXCCも申請したい旨、記入しておくと、連携されるそうです。
当然、5B DXCCは別料金。
5bdxcc_05
盾と盾に付けるメダル30m, 17m, 12m, 6mも欲しいと書いておきました。
(この記述がまた大金を支払うことになる!!)

5bdxcc_06_1
とりあえず、この下にあるクレジットカード番号を入力すると、この画面が出て終了です。


5bdxcc_04
盾は、$85もします。さらに、メダル4つ分も・・・。
ハンディ機が買えるぐらいの値段になってしまいますが、40年以上無線をやってきた集大成みたいな感じで、そこは目をつむることに。

(つづく)

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2021年12月 4日 (土)

9 BAND DXCC 完成しました。

Dxcc_20211203

24MHz(12m)でも100 EntityがLoTWのみで完成し、3.5~50MHzにおける9 BANDでのDXCCが完成しました。ひとまずは、ここが運用面での終着点です。電離層反射を用いた交信ということでは160mが残ってますが、となりの布団洗濯工場からのノイズが、機械の入れ替えに伴って酷くなったので半分以上諦めています。インバーター式のモーターを使った機械にリプレイスしたとかなんでしょう。とりあえずワッチは続けますが。

Mixedは260と、たいしたことありません。そもそも、オールバンドを初めたのは6mばかりだとどうしても飽きてしまうし、シーズン外だとやることないし、せっかくもらっている免許を有効活用したいという理由から。オナーロール取得とか全く興味がありません。

さて、アマチュア無線に対するモチベーションを維持するにはどうすれば良いのかを見直す時期に来たとも。

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