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2021年4月

2021年4月18日 (日)

知らなかった!! 給電しないで近づけるだけで2バンドをカバーできる手法

Do28b_1 Do28b
ナガラの144/430MHz 2バンドのアンテナ、DO-2B8。このアンテナの430MHz側の給電方法がどのような構造になっているのか、以前から気になっていました。調べたところ・・・

な に も つ な が っ て い な い !

「その手法は昔から使われているよ」と言われ、これは長いこと無線やっているのに衝撃的でした。
730v_20210418174801
CD社のRDP 730-Vに付けるオプションの50MHzエレメントもそうだよ・・・と。確かに、バランからは何も接続されずにあるキョリを離して沿わしてあるだけです。これで、ホントウに励振できるのか?? ちょっとシミュレーションしてみることに。

Mmana_1 Mmana_2
給電する側のエレメントを14MHz用(10m)として、約2.8mのエレメントを10cmの間隔をもって沿わしてみたところ、50MHzでちゃんと同調しSWRが落ちました。間隔(沿わせる距離)がクリチカルですが50Ωにマッチングを取ることができました。

例えば50MHzバンドの無いTA-33などに10cm程度の距離で50MHzのエレメントを沿わせるだけで給電することなく50MHzにQRVできるようになる。。。ってことです。

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2021年4月16日 (金)

Nano VNAをスペアナ、オシロで測ってみた

Nano_00

【周波数軸、広帯域で見てみる】
Nano VNAはSG シグナルジェネレーターとして動作させることができます。STIMULUS ⇒ CW FREQ として、目的の周波数を入力。
Nano_01
まずは、5MHzに設定してスペアナを100MHzスパンで見てみると・・・。教科書どおり、デューティ50%の方形波をフーリエ変換した5,15,25MHzと奇数次のみ強いスペクトラムを得られました。
Nano_01a
どこまで柱が立っているのか、スパンを500MHzまで広げてみましたが、まだまだ高調波は出ています。
Nano_02
スペアナDSA-815の最大周波数1.5GHzまで広げてみた。それでもちゃんと出ています。

【周波数軸、狭帯域で見てみる】
Nano_03
今度は帯域を絞って、スペクトラムの近接と周波数確度はどうか、スパン5kHz, RBW=10Hzに設定して10MHzを測定。
変なスプリアスは無く、非常に優秀です。レベルは -13dB程度出ています。
Si5351Aがちゃんと無線機のVFOとして使えることの証明ですね。

周波数も9.99991MHzと申し分無い確度で出ています。(これは個体差があると思います)
Nano_04
100MHzに設定してみたところ、5kHz上に40dB落ちた信号があることを確認。この信号は、Nano VNAのIF=5kHzであり、Si5351Aが測定周波数+5kHzも同時に出力しているため、このモレであるようです。

【時間軸で見てみる】
Nano_05
時間軸で見るため、オシロスコープの登場です。やはり方形波(矩形波)を観測。アナログオシロなので立ち上がり時間nSとかはわかりません。
Nano_06
50KHzと低い周波数に設定すると、方形波が乱れてザグが出てくるようです。こんなに低いところは使うことないので、問題にはなりませんが。

【応用例】
Nano_07
周波数確度が思っていたより良好なので、マーカーとして使えます。写真は100kHzに設定して、IC-7600 50.3MHzをスコープで見た様子です。

【おまけ】

通常の使い方、1MHz~30MHzをスイープさせた状態を時間軸で見ると、こんな感じです。

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2021年4月14日 (水)

C92RU モザンビークの星取表は5つで終了

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ロシアのグループ、A2ボツワナに続いてC9モザンビークのペディション、5 BANDでの交信で終わりました。80mは信号は結構強く来ていたので早朝3日ぐらい呼んだのですが大抽選会にガチャ当選せずじまい、12m/10mはまだコンデションがそこまで良くなく、TA-33/RDPでは、殆ど見えず交信に至りませんでした。

今まで私の運用スタンスは、HFマルチバンダーじゃなかったのですが、アンテナを上げると「せっかくだから」呼んでみようという気になってしまいました。

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2021年4月12日 (月)

ほこりまみれのきったないラジオを発掘したので・・・

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こういうのを発掘、リストアしたいしたい病が発症してウズウズ。
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筐体内にクモ様が住み着いていて掃除が大変だったけど、VRやスイッチに接触不良がある程度で、スンナリと動作してくれました。出力段にゲルマニウムトランジスタが使ってあり出力トランスが付いている古い設計なのでサァー音があって音質もイマイチですが昭和な雰囲気でいっぱい。
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方位磁石、温度計、ライト、赤色ライトカバーが付いている。「キャンピングラジオ」って名前が付いているので今で言えば防災ラジオっていうところかな。
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方位磁石、スピーカーのマグネットの影響受けるのでは?? ・・と指摘あり。取り付けたままだと針が動かず、取り外さないと針が動かない設計になっていて抜かり無い。
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当時のカタログらしい。

・ミスターベアのラブストーリー
・あせるところぶ夜道のエスコート
・愛情がうなぎのぼりの温度計
・FM音楽とミキシングして歌うボーカルマイク
・決して後悔しないラジオ

なんですが、このキャッチコピーは!!^^  防災ラジオじゃなくナンパ用のラジオだったようです。



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2021年4月 8日 (木)

100W機のパワーを絞って50Wで運用するとファイナルに優しいか??

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100W機、いや200W機でも1kWのリニアでもかまわないが、半分の出力に絞って運用すると、果たしてファイナルのトランジスター、MOS-FETに「優しい」か、間違って認識されている方が多いので解説を。

  答えはファイナルデバイスに限っていうとNoです。

ANALOG DEVICES のテクニカルノートTNJ-019に詳しく書いてあってので、数式を見て拒否反応を示さず受け入れられる方はこちを見たほうが早いかもしれません。

拒否反応がある方のためにちょっとばかり重要なところを切り取って解説。

Power_pc_01
解説では1kW出力を例として書かれていますが、最大出力100Wとしても200Wと見ても同じです。計算すると、ファイナルで最も損失が発生、すなわち損失、熱となって負荷がかかるのは最大出力の40.5%のところなのです。100W出力機だと40Wぐらいに絞った時が最も熱となってしまう。

Power_pc_02
グラフも書いてあって、これを見るとわかりやすいので引用しておきます。

ただし、これは「ファイナルに限って」であって、無線機の送信部はファイナルだけではなく、LPFや切り替えリレー、電源回路など付いているので、それらの回路に対してはパワーを絞ることは「優しい」と言えるでしょう。

もうひとつの問題は「移動する局」対応の50W機の設計は、その殆どが100W機のままでALCで絞って50Wにしているので、100Wモデルより発熱が多いと考えられます。V, UHFは50Wで設計してあるのでそのようなことはなさそうですが。

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2021年4月 4日 (日)

DXCCその後の増加具合、17mで100entity達成

Dxcc_17m1

         設置前 11/25 12/31  4/3

・40m  90  ⇒ 100  ⇒ 108  ⇒ 113
・30m  62  ⇒  96   ⇒ 105  ⇒ 112
・17m  55  ⇒  72   ⇒  86  ⇒ 100

という訳で17mもDXCC達成しました。次はまだコンデションがいまいちですが10mに注力ですね。せっかくなので12mも100までは埋めたいですが。

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2021年4月 3日 (土)

JARDによる200Wを超える免許の新スプリアス確認保証完了

新スプリアス規格への移行期限の延長パブコメが発表されたさなか、申請してしまったJARDによる確認保証が2週間あまりで完了となりました。手続きはJARDのWebにあるフォーマットをダウンロードして記入、更に当局の場合第2送信機の50MHz帯が自作リニアなので、実際のスプリアス測定データーを提出する必要があります。第1送信機はTL-922なので測定の必要は無し。
Jard_07
簡単な測定系統図と、スペアナ画面の写真をこんな感じのPDF化して提出。スプリアス領域はスパン400MHz, 帯域外領域はスパン10kHzとして測定し提出しましたが測定条件の指示はなく、これでOKでした。
Jard_05
Jard_06
高価なシール2枚が届きました。貼りませんけどね。
Shin_sup1
赤線の文言はどう変わるんだろう「当面の間までに限る」では日本語おかしいし。

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