« ミニマルチのRDP RN4MCXを設置 | トップページ | nanoVNAによる複数アンテナの結合度測定 »

2020年11月 3日 (火)

ミニマルチのRDP RN4MCXのSWR特性

設置した4バンドのRDP RN4MCXの特性をnano VNAで測定してみました。

まず、当初の失敗を。
ミニマルチアンテナは全モデル、バランが付いていませんが、付ける必要があるかどうかをfacebookのグループで聞いてみたところ「必要だ、つけないとSWRが落ちない」という意見と「付けるとSWRが落ちなくなった」とに別れました。とりあえず、ナガラのBL-8Kを格安で譲ってもらったので付けてみることに。

施工はこんな感じになりました。これが失敗。
Ant_4
この状態だと、全バンド、共振点(SWR最良点)が大幅に下側にズレてしまいました。バランから給電点までの引き回しが長いためだと気が付きました。そこで・・・。
Balunn
ツイストし、この部分を伝送線路とし、給電点まで最短で接続できるようにとやってみたところ、7MHzで20kHz程度上がってバンド内に収まりました。給電点のL成分は、大きく影響するようです。最近のRDPは、ここにコイルが入ったマッチングボックス内でリレーを切り替えて帯域をカバーするようになっているようですし。
Ant_all
まずは、5MHz~30MHzのスパンで。ちゃんと4バンド、ディップ点が出ています。

バンド毎に拡大すると下記の通り・・・。
※全てシャック側(同軸がつながった先端)での測定値です。
Ant_7m
Ant_10m
Ant_18m
Ant_24m

測定値を表にまとめると・・・
Swr_list
まだ全体的に下側にズレていますが、4バンド欲張りアンテナなので、こんなものかなと思っています。SWR計での測定値とも少し異なりますが、7MHzを除いて調整する箇所が無いので仕方ありません。

FT8をぼちぼち運用してますが、逆V(7MHz), GP (WARCバンド)と比較して遥かに良好です。



 

|

« ミニマルチのRDP RN4MCXを設置 | トップページ | nanoVNAによる複数アンテナの結合度測定 »

アンテナ、タワー」カテゴリの記事

コメント

アンテナ直下のステップが邪魔でリード線が長くなったのですね・・想像した以上に長すぎます。ツイストペアのZ0の影響は評価が必要ですが、電流の相殺で輻射はないので改善したんでしょうか。
VNAの測定結果は、スパンが広いため詳細が分かり難いですが、概ね私のRN4DXと同じようです。RN4MCXとの違いは先端パイプのCap.Hatのみの違いだそうです。
VNAの写真で、VSWRのスケールはどれ位なのでしょうか?

投稿: UNA3 | 2020年11月 6日 (金) 12時30分

マストアシバを取り去って最短で接続するのが最良なのは理解していますが、タワー上での作業は加齢と共に思った以上にキツクなってしまったので、ツイストペアという手法を取りました。

nano VNAのVSWRスケール間隔(縦)は 1 で下の一番下のラインが1.00、2番目が2.00、3番目が3.00です。周波数軸(横)はSTART, STOPから割り出してください。

投稿: JF3DRI | 2020年11月 6日 (金) 20時56分

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« ミニマルチのRDP RN4MCXを設置 | トップページ | nanoVNAによる複数アンテナの結合度測定 »