1200MHz機の豚のしっぽは交換するほうが良い
手持ちのIC-2500、豚のしっぽが付いたアンテナ端子のNJがどうも劣化しているようで、送信時に触るとパワーが変化するしどうも不安定。
反対側はカシメを行った金具で固定してあり、この部分を交換すべく探すこととしたのですが、なかなか見つかりません。
Facebookで「持っているひといませんかぁ~」と問い合わせたところ、業務機の同様のものがあるので譲ってあげるとの申し出がありました。
ちなみに、メーカー在庫も無いとのこと。
いただいたものは、こんな感じ。
残念ながら金具の向きが逆。
仕方ないので、金具の無いほうを取り付けて引っ張っても根本に力が加わらないよう、針金(UEW線ですが)で放熱板に括り付ける処理としました。
この交換で、驚いたことに感度が思った以上に良くなり、今までアクセスできなかったレピーターにアクセスできるようになりました。同軸が潰れていたのかもしれませんね。1200MHz帯は、非常にシビアでコネクターの取り付けが悪かったり些細なことでロスを生じます。何か飛びが悪いと感じたら、この「豚のしっぽ」を交換するのも良いかも・・・
(入手が難しいですが)
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