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2020年7月 5日 (日)

FT-747GX 周波数がふらつく

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修理はお休みしているのですが、2年前休止する前に受付した方からメールがあり、お約束したこともあり引き受けけることとしました。実に2年以上も待っていただいたこと、申し訳ないのと、ぼろぼろな小生でも頼ってくれたということで。

FT-747GX、周波数がふらつくとのことです。これ以上削減する機能はないというぐらい不要な回路を取り払い、金属シャーシを使わない徹底的に低コスト化した無線機ですね。使い勝手が良いからとのオーナー様のご意見。確かにそうですよね。今の無線機、逆に徹底的に多機能にして分厚い取説、そして複雑な回路を売りとしていて、そういう機種でないと売れない時代となってしまいました。もうこういうシンプル・イブ・ベスト的な無線機って出てこないでしょう。

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キャビネットを開けると、基板は3枚だけ。PA部はダイキャストケースに入れ込むといった具合の構造になっています。
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いろいろとチェックしていると、リファレンス発振のトリマーと、BFOのトリマー、両方が接触不良になっていることに気が付きました。まずはこれを交換するために部品発注。
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横から調整する形状のトリマーは入手困難なので、こういうカタチで取り付け。
交換後、全てを再調整してエージング24時間。大丈夫なことを確認しました。

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バックライトの電球が切れています。
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メーター照明はLED一つだとムラができるので2つとしました。
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完了です。
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交換部品。

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