DAIWA LA-2065R 144MHzリニアアンプ修理
DAIWAの144MHz リニア、LA-2065Rの修理依頼です。プリアンプの動作が不安定、音質が歪っぽいとのことでお預かりしました。
代替品はありません。接点洗浄することにしました。
このタイプのリレーは、どうしても経年劣化しますね。今のは、不活性ガスを入れて密封しているようですが。
接点がサイドに有って、磨きにくいのですがなんとか復活させることができました。
組み立てて、これで完了・・・と思ってテストしていると、SSBモードのキャリコンディレーが働きません。基板を入念に調べると・・・
電解コンデンサの液漏れを発見しました。
他もやばそうだったので、全ての電解コンデンサを交換することにしました。
SSBの歪は、バイアスが少ないようだったのでを少し多めに設定してみました。また、入出力のマッチングトリマーも再調整実施。モニターしてみましたが、大きく歪んだ音ではありません。もともと、2SC3147はFM用の石なのでこんなものかもしれません。
数時間のエージングを実施、5分程度の連続送信数回で問題ないことを確認し、完了としました。
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コメント
こんにちは
一回り小さい ダイワリニア
LA2035Rを中古で購入したものですが
キャリコンは 動作しているのですが
入力 出力のトリマーがユルユルになっていて
指で押すとパワーがupする現象が発生しており
vrトリマーを交換したいのですが 資料が見つからず難儀しております。vrの規格が もしお解りでしたら教えて頂けませんでしょうか?
投稿: ダイワリニアユーザー | 2020年8月11日 (火) 15時00分
VRトリマーって何ですか?
意味不明です。
投稿: JF3DRI | 2020年8月11日 (火) 16時53分