FT-757GX 臓器移植
ディスプレイドライバーIC不良のため、修理不能だったFT-757GX、幾度もメールでやり取りし、オーナー様はどうしても修理して使いたいとの強い想いがあり、オークションでFT-757SXの動作品を落札し、当方へ送付されました。
移植手術は、拒否反応も無く無事に完了しました。なお、出術に費やした時間は、2時間ぐらいでしょうか。
術後の健康診断を実施したところ、18MHz/24MHzが送信不可の状態のままであることがわかりました。FT-757GXⅡとは異なるので、回路を追ったところ、解除するには、写真のダイオードを2つカットすればOKということが解りました。
その他、28MHzの100W化、各種再調整を実施し、完了としました。
※今回の修理のように、治療方針をオーナー様とやり取りし、意向に合った方向とするため、修理依頼は メールでの受付のみ としております。未だに直接電話を掛けてこられる方がいらっしゃいますが、電話だとこのような方向性を決めることが難しくトラブルの原因となるため、一切受け付けておりません。
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