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2015年6月20日 (土)

クラニシ ロケーション・アナライザLA-300 修理

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クラニシ ロケーション・アナライザLA-300という測定器の修理依頼。電源が入らないとのこと。初めて見るもので、内部がどのような回路になっているか、全くわからず、配線図も見つからないので修理できないかもしれないことを承知いただいた上でお預かりしました。

ちなみに、アマチュア無線で使っているのではなく、ある仕事で使用されているプロの方からです。

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まず、分解、目視で気がついたのは、電池の液モレです。これでは電源が供給されません。仕事で使ってらっしゃるのでフォルダーごと、交換しようと探したのですが、微妙にネジ止め穴が異なり、洗浄・ハンダによる導通で対応しました。

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動作するようになったものの、不安定。原因は、各種スイッチの接触不良。中を開けると写真のように、手作り感満載で、うまく分解することができず、隙間からなんとか接点復活材を入れ、スイッチ類は接触不良が無くなりました。

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最終動作チェック。この測定器は「高感度な周波数カウンター+RFレベルメーター」ということのようですね。入力にディップメーターを近づけるだけで、カウンターと信号レベルを見ることができます。

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