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2014年12月26日 (金)

FT-102 ヒューズが飛ぶ (完)

102_e

102_d

オーナー様より、電源平滑のコンデンサを手配いただきました。高さが高いものは取り付けることができないのですが、オーディオ用のちょうど良いのがありました。
 交換することで、ヒューズは飛ばなくなり、ランプ切れ交換、その他再調整を実施し、完了としました。
しかし、テスターやLCRメータで診ても正常、電圧を印加していくとある電圧でブレイクダウンを起こすって、非常に厄介な故障モードです。この不良は初めてです。

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無線機修理/リストア」カテゴリの記事

コメント

こんばんは いつも拝見しています。
今度のような現象は初めて知りました。容量減、耐圧低下(たいていは破壊している)は経験していますが破壊する寸前の状態なのでしょうね。
FUSEが絶妙のタイミングで切れたからコンデンサは破壊から免れた。もしもオーナーが少しでも大きい容量のFUSEを入れたらコンデンサは破壊への道を辿ったのではないかと想像します。修理者泣かせの
珍しい故障ですね。

投稿: JA3GN | 2014年12月26日 (金) 15時47分

いつも拝見しております。こういう故障モードがあるんですね。
一定の電圧を超えると短絡状態になるのなら絶縁抵抗計で試験電圧を変えるといかがでしょうか?
(試験電圧を下げても100Vは出るでしょうからすでに短絡状態かもしれませんが…)

投稿: jo3jye/3 | 2014年12月26日 (金) 22時35分

ヒューズを定格より大きいのを使ったら、ドカンと爆発して原因特定は一目瞭然だったかもわかりません・・・。でもそれも恐ろしいですねw

倍電圧整流回路になっており、電源ONして4秒でヒューズが断線しますが、ONしてすぐにOFFするとヒューズが切れず、その状態で2つある電解コンデンサに残っている電圧を測定してみると、接地側のコンデンサに残っている電圧が著しく低く、ここで不良だと確信を得ました。

投稿: JF3DRI | 2014年12月27日 (土) 00時59分

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