FT-707S 送信出力出ず
YAESU FT-707S この機種は新顔で、初めてとなります。質感も良く、メンテナンス性も優れており、ざっとみたところなかなか良い感触を得ました。回路はPLLではなくプリミックス方式になっており、たくさんの(バント毎の)水晶を使っています。
回路を追うと、AVRユニットに接続されており、リレーから出力される送信系の+B電圧が供給されていません。ネット検索するとリレーの故障も多くあるようですが、基板裏面に耐熱チュープがかぶっている抵抗が断線していることがわかりました。
交換することで、ちゃんと10W出力が出てくるようになりました。
最終チェックをしていると18/24MHzが送信できないことが判明しました。サービスマニュアルには、WARCバンド送信の改造方法(ダイオードカット)が書いてあるのですが、どこを見ても基板上のそのナンバーのダイオードがありません。おかしいなぁと思いつつ、配線図から追っていくとようやくわかりました。
この機種IC-707は、WARCバンド有り無しだけでなく、製造番号によって基板や回路が異なるようになっているようで、サービスマニュアルに嘘が書いてあるので信じてはいけません^^
結局、抵抗が断線した理由として、電源コネクターの端子がなんらかの原因でショートし、抵抗に過大な電流が流れて焼損⇒断線たものと推察されます。
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コメント
30年間休止していましたがこのたび再開局しました。
コールサインはJO1SJDです。
突然の書き込みお許しください。
八重洲のFT-707を所持しておりますが、数日前にお蔵入りしていたリグに電源を入れてみたところRF基盤のコンデンサーが2個損傷してしまいました。なぜかは原因わかりません。
修理可能か否かネットを検索しここにようやくたどり着きました。このリグに愛着があり修理し再使用したいのですが・・・・
送料、修理代をお支払いしますので見てもらえませんでしょうか。現物を見ていただいて修理不可能な場合は、着払いで送り返していただいても結構です。
よろしくお願いいたします。詳細はメールにて。
投稿: Diver7833 | 2014年12月16日 (火) 17時22分