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2014年4月24日 (木)

東京ハイパワー HL-1KGX 修理

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お次は、東京ハイパワー HL-1KGX の修理依頼。こちらは、真空管を使った500Wリニアアンプです。
 内部でバシッ、バシッと10回ぐらい放電してヒューズが飛ぶとのこと。久しぶりに高圧 (DC 2000V以上) を弄るので気合を入れて取り組みました。


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セラミック管 4CX250B x2 の構成。コンパクトでしっかり作ってあり、東京ハイパワーの名器かもしれません。回路は、AB1級GGとなっており、GGアンプですがCg, Sgに電圧を掛けてグリッド電流が流れない領域で使うよう設計されています。4CX250Bはグリッド許容損失が大変小さいのでこの方式は、理にかなった優れた設計です。ただし、入力同調回路は無く、抵抗のATTで受けているのみとなっていました。

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オーナー様は、一応目視で放電した箇所が無いとチェックされましたが、放電が起こると必ずどこかに痕跡が残るハズだと入念に調べたところ、プレートチョークコイルからRFをバイパスするコンデンサーのあたり、アースとの距離が短くなっており怪しいとメドを付け、外してみると、案の定、酷くはありませんが放電痕が見つかりました。ホコリが付着し、絶縁不良となり放電したのでしょう。

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放電した部分をアルコールで洗浄し、写真のようにアース側との距離を保つよう修正。この状態で、じわじわと高圧を上げていき、正規の2000Vを印加しても大丈夫であることを確認。更に、入力を加えて正常動作するかテストしたところ最小の写真のように500Wをクリアしました。まだIcgが流れていないので、もう少しドライブをかけても良さそうです。
10時間程度、エージングし放電が起こらないことを確認して完了としました。

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コメント

DRIさん こんにちは
連休で奈良に居ます。
真空管リニアとくれば お手の物。
軽く一丁あがり。

東京でもコメントは書きませんが仕事の合間に楽しく拝見しています。

又フイールドで

投稿: 服部 孝典 | 2014年4月26日 (土) 08時08分

おはようございます~。昨日は数十年ぶりにお目にかかり、楽しいひと時でしたね。DRIさんもご苦労なさったようですが、素敵に年を重ねられてると思いました~

夏にはほかのメンバーとも再会したいですね。

はったりさん、本名で投稿するんや~。DRIさんが連絡いれてくれてたのにつながらす残念でしたが、またお会いしましょう

投稿: Shiome | 2014年4月29日 (火) 06時56分

服部さん、Shiomeさん・・・
このブログ記事の書き込みが、同窓会みたいになっちゃってますが^^

Shiomeさん、昨日はありがとうございました。皆、ほとんど変わっていなく、学生時代だったウン十年前の記憶、ワイワイ楽しかったあの時代の記憶がどんどん蘇って、楽しいひとときを過ごすことができました。
服部さんとは、先ほど電話で連絡が付き、モロモロの話を連絡しておきました。またこんど集まりましょうね。

投稿: JF3DRI | 2014年4月29日 (火) 15時45分

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