ミズホ DC-701 修理/調整
ここから取説がダウロードできますが、回路ブロックは至って簡単。7MHzは3.5MHz帯を、14/21MHzは7MHz帯をVFOで発振させ、それぞれ逓倍、受信はデュアルゲートMOS-FETによるダイレクトコンバージョンという構成です。
各部の調整がズレており、再調整したのと、写真のトリマーコンデンサが何度も回したせいか、破損しており交換しました。とりあえず、これで2W弱のパワーが出るようになりました。
但し、電波はキレイとは言えず、出力側にLPFが入っているものの、逓倍しているので「低調波」のスプリアスがあり、これはどうすることもできませんでした。実質運用では、アマチュアバンド内にスプリアスが落ちるので問題とはならないかもわかりませんが。写真は、21MHzをスペアナで見たもので、逓倍前の7MHz,14MHzも発射されていることが解ります。
(取説にはアンテナカップラーの使用を推奨と書かれていました。)
その他、DC受信機なのでAF VRを上げるとハウリングを起こす等、回路が簡略化されているので仕方ないようです。QRP機ですし、この性能でも十分ということでしょうね。
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コメント
この時代のMK-610という6mのAM/CWの機械をローカルのOMが使っていて一時ほしかったときがありました。ローカルとは51メガのFMでラグチューしていましたが、受信周波数を少しずらしてスロープ検波でよく聞こえる、といっておられたのを覚えています。ただ、性能といってもたいしたことはなかったんですが。
投稿: JF3LOP | 2014年1月19日 (日) 19時45分
DRIさん 今日は。
約束していました アルミ、亜鉛メッキ面塗布型コーティング剤 門の前に置いておきました。
最低増膜温度は5℃です。
5℃以下では膜を作りません。
中身はシリコンアクリルエマルションです。
高耐候性有する塗料樹脂です。
天気の良い日に アンテナ、タワーに塗ってください。
では 又。
投稿: je3kam | 2014年1月27日 (月) 10時23分
服部さん、もろもろ了解です。
ありがとうございました。
投稿: JF3DRI | 2014年1月27日 (月) 22時20分