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2013年7月

2013年7月30日 (火)

真空リレーの装着

4_400a_06

久々に自作4-400Appアンプの話題です。
どうも、送受切り替えリレー接点の調子が悪く、時々受信レベルがガクンと下がってしまい、これまで使っていたオムロンのLY3からHC-1バキュームリレーに交換することにしました。

Stbn

 HC-1の動作電圧は26.5V。内部で使っている12V系リレーと異なる電圧なので、同時に動作させる方法を考える必要があります。そこで、頭をひねった回路がコレ。
 トランジスタを2個使うべきという意見も有ったのですが、使ってみることにしました。

4_400a_01

4_400a_02


こういう形のサブ基板を作って・・・・
最終的には・・・

4_400a_07

 こんな配線 (ちょっと手抜きですが・・・) となりました。切り替え音も小さく、とりあえずは良好に動作しています。
(HC-1の50MHzでのアイソレーションは-35dBと良い特性とは言えないとの指摘もありましたが、大丈夫のようです。)


※コンテストでのフル運用にビクともせず、そして50MHz DXCC完成におおいに貢献してくれたリニアアンプです。自作したもので、大いに有効利用できているの唯一のブツです。

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2013年7月29日 (月)

Newly arrived QSL.. VE, EA, K

Ve7sl

 7/10に出したSASEがまとめて返ってきました。 VEがNewなので  103 / 102 CFMD/WKD となりました。強力な電波を送り込んでくるコロラド州の K0GU とEAの大御所、EA7KWも。


初音ミクのねんどろいどが参画致しました^^

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2013年7月17日 (水)

FT-101ES 修理

101_01

FT-101 ワン・ノー・ワン これほど名の通った機種ですが、初めての修理依頼。VRのガリ、感度低下、パワー不足があるってことでお預かりしました。オーナーさまは、大切に使われていたようで非常に品位が高い固体。キズを付けないよう、注意しながら取り組みました。


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結果的に調整ズレ、スイッチ接触不良、ボリュームガリを修復するだけで直ったが、初めて修理する無線機は、やはり回路、調整方法の理解など時間が掛かった。オーナーさまが、FT-101メンテナンスガイド、取説を同梱していただいたので助かりましたが・・・。
写真は、ファイナル6JS6C x2 (清掃済み)と バンド毎のトラッキング調整トリマー(どのバンド用とかTCxxの番号が書いていないので、マニュアルは必須)

101_02

 調整のやり直しをやったところIP=350mAで100W出力 (10mは多少落ちる) となりました。


この機種を触るのは初めてですがTS-520,820系と比較すると・・・
 ・ギロチンの効果は抜群
  ⇒同調が狭帯域なので7MHzあたりのCM局による妨害は受けにくいと思料。
 ・音質
  ⇒裏面に付いているスピーカが密閉されておらず、キャビネットがバッフル板
   として働かないことが音質がキンキンしている理由。
   外部スピーカーを使うとずいぶんと変わる。

これ以外にもいろいろと感じましたが、今になって、TS-520派とFT-101派、その差が良く分かったような・・・。

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2013年7月15日 (月)

今年も関西アマチュア無線フェスティバル参加

例のごとく13日、14日の両日、大阪池田市で開催された関ハムへ参加してまいりました。

Kanham2

Kanham3


いつものことながら1日目、開催直後は大変な混雑、昼ごろになるとずいぶんと空いてきます。

Kanham1

 いつもお世話になっているここのブースで、私も少しだけパーツやらを出品していました^^
ジャンク漁りもせず、変換コネクターを少々と控えめな購入となりました。


Dxcc

今回の最重要的成果・・・昨年のハムフェアでひとつ、カウントされず完成しなかった6m DXCCが101Eでフィールドチェックでパスしました。結局、完成まで35年掛かったことになります・・・^^

フィールドチェックは6mでの申請が珍しいせいもあってか、古い昔のQSLカードが出てくるごとに、ギャラリーが「お、懐かしいなぁ~。これ、オレも持っているぞ・・・」とハムフェアのような緊張感が無く、わきあいあいと実施していただいたので楽しかったです。チェックしていただいたJG3QZNさん他、ありがとうございました。また、ボランティアでやっているとの事でご苦労様でした。

その他、アイボールいただいたたくさんの方々、ありがとうございました。楽しい2日間を過ごすことができました。

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2013年7月 8日 (月)

6m and Downコンテスト C50で参加

 参加する気が無く、知り合いのサービスがてらに と思っていた表題のコンテストですが、Twitterで「みなマルチバンドだ」「エントリーすれば入賞できるかもしれないぞ」と煽られて、結局気合を入れた参加となってしまいました^^

いつもこのコンテストは、Esが発生する時期で自分の性格には合わないと敬遠してきたのですが、ALL JA, ACAGと比較して参加局数が多く楽しむことができました

コンデションは省略して・・・結果は。

Image2_2

Image1


15:00終了なのに ALL JA, ACAGと比較にならない局数、マルチを獲得できました。これはEs発生のせいなのですが・・・。

Image4

獲得できたマルチです。なんと・・0,2,3,4,5,9各エリアをコンプ。 1エリアは山梨県が取れませんでしたがほぼクリア。こんなこと、他のコンテストではありえないですね。
<おまけ>

Kion

 真夏に暖房焚くもんだから、こんなことに^^

後半はあまりの暑さで、200W半導体アンプに切り替えてやってCQ TEST やってました。

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2013年7月 4日 (木)

北米、Big Open やっとできたVE カナダ !

本日は朝の8:30ぐらいから北米の真ん中あたり、そしてお昼ごろにはアラスカ、カナダ、西海岸にかけて大変FBなコンデション

W7EWがSメータをカンガン振らせて強力に入感、UP指定でJAを軽快に捌いているところです。これだけ強力に入ってくるのは、大変珍しいです。この他、これまでなかなかめぐり合うことができなかったVE カナダ ( VE7XF, VE7SL ) とQSOできNew One Get、西海岸7局、合計9局とQSOができました。

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JAから北米に向かうラインがいっぱいプロットされました。

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2013年7月 2日 (火)

IC-4KL 修理第2弾・・・(6)ようやく完了

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 てこずりましたが、ようやく完了にこぎつけました。


4kl_25

 コントロールICが発熱する原因、それはリレーOFF時の逆起電力吸収ダイオードがショート状態になっていたことでした。1N4002 耐圧100Vのダイオードが12Vしか印加していないのに破壊する・・・これは初めての事例でした。RFの回り込みがあったのか?? 詳細は不明です。1000V耐圧の 1N4007を投入しておきました。


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M54562P も入手できたので、IC8, IC9の2つを交換し、元の回路に戻しておきました。 両面基板のIC交換はハンダ吸い上げ電線を使って実施するので時間を要し結構めんどうです。
(ハンダ吸い取り機があればよいのですが・・・)


あとは、また分解して玄関で組み立て、梱包の作業が残っています。
<追記> 
IC-4KLのLPF部の写真です。さすがはkW対応。でっかいトロイダルコアを使っています。

Lpf1

Lpf2

 

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