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2013年5月29日 (水)

Watkins-Johnsonの受信機修理

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詳細は申し上げられないのですが、Watkins-JohnsonのWJ-8718A/MFPという受信機、修理依頼がありなんとか修理できました。軍用/業務用受信機ですが、配線図とマニュアルがあればなんとかなるものですね。夜中の4時まで解析、所要時間の合計はこれだけでも10時間は費やしたか・・・。

IC-4KLはSW電源の入荷待ちとなりますので、お待ちの患者さんをパラレルで診察しております。

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無線機修理/リストア」カテゴリの記事

コメント

16本足の黒い固形物が多数固定されている板が大半の重量物。
そろそろ補修部品も無くなりつつあるのではないかと思いますが。
戦時中の幽霊出現で腰を痛めないように気をつけてください。

投稿: JA3GN | 2013年5月30日 (木) 07時01分

JA3GNさん、こんな感じです。

・スピーカを鳴らすオーディオアンプは搭載していないのでヘッドフォンでしかワッチできない大人の受信機^^

・安定度は抜群。OCXO入っているせいか、6.055MHzとインプットすると、LSBでもUSBでもラジオ短波からの音楽は全く音程が狂わず聞こえてきた。

・「ISB」というモードがあって、なんやコレと試してみるとUSBとLSBを同時に復調してオーディオで合成しているようです。AM放送で上か下にかぶりがあるときに選択する目的なのかな・・・同期検波じゃなさそうだけど。

・じゃなくて、ISB:Independent SideBandは、カーン方式のAMステレオ放送受信モードだった。AMのUSBは左からLSBは右から同時に出力されてきます。これでダイヤルを回しながらCWを受信すると、高いトーンから低いトーンに右から音が出て、中心周波数を過ぎると低いトーンから高いトーンに左から音が出てくるので左から右に音が移動していくような錯覚を起す^^

・重量はTS-520よりずっと軽い感じ。

・標準ラック搭載のため、上面、下面はアルミシャーシむき出し。

投稿: JF3DRI | 2013年5月30日 (木) 20時54分

故障原因は、タンタルコンデンサーのショートモードでの不良と、それに関係した3端子レギュレータ(7815, 7915の2つ)が壊れていたことでした。

投稿: JF3DRI | 2013年5月30日 (木) 20時57分

了解です。西村さん。
わたしゃ何か勘違いしてたようですね。6970GMが重かったのか?
しかし、USA製造の固定受信機(勝手に決め込んでます)でAudio-Power amp がないのも珍しい。
8Ωとかのローインピーダンスは無くても600Ωのライン出力を兼ねた2wぐらいのアンプは乗ってますけどね。
旧日本軍の移動用にはAudio-Amp が無くてレシーバー専用てのはざらでしたけど。

W.JはWJ1000Aをレンタルで使ったことがあるだけです。(当時の販売価格で100万近い値段)いい受信機でしたけどね。

投稿: JA3GN | 2013年5月31日 (金) 05時00分

RA6790/GMをいま診ていますがそんなに重くはないです15kgぐらい.

タンタルコンの不良ですか,6790にも多発しますねHi

6790のオーディオアンプはいい感じです.
AGCはいかんとも...

W.Jのメインダイアルはどんな感じですか?
6790は樹脂のスリーブにシャフトが通っているだけで,滑らかだけどガタがあります.
まあ,大事な機能じゃないのでしょうけどHi

投稿: Yamada | 2013年5月31日 (金) 08時56分

Yamadaさん
15V,-15Vラインが異常に電圧が低く、プラグイン式の基板をかたっぱしから抜いていき、正常な電圧となることで、どの基板が悪いかを特定しました。ドーターボードはありませんので。

ダイヤルはダイキャストの重いものが使ってあり、高精度とはいえませんがまずまずといったところでしょうか。

投稿: JF3DRI | 2013年6月 1日 (土) 11時00分

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