IC-4KL 修理第2弾・・・(2)プロテクション
なんかカラカラ音がするぞ。電源部の蓋を開けると・・・こんなものが出てきました。SW用のPower MOS FETがぶっとんで壮絶死している模様。例のコンデンサの液漏れもあるので、前回どおり電源部を、ごっそり入れ替える方針としました。
RF部、コントロール部ともに目視ではOK。では、別電源から供給してみるとしましょうか・・・。
例の永久借用してい24V爆音SW電源と、+13.8V, -13.8Vを準備し、IC-760PROと接続してみました。ここまでセッティングするのは大変な作業。回路図追って、ケーブル準備して、WPXコンテスト中断して←これは余計
ちゃんとCI-Vが働いてバンド切り替えもできる・・・と喜んだのもつかのま。最小出力の5Wでドライブしてみると・・・プロテクションが掛かってNG。全く出力が出てきません。スルー状態はOK。ATUをスルーにしても同じ。
多数のプロテクションでガチガチに固めてあるので、どこが不良なのか特定するのが大変。ほんの少しコレクター電流が流れ、スグにカチンとプロテクトが掛かるので、出力がオープンになっている可能性があると見込んでリレーを探ってみた。でも、ATUの裏側にあり、調査するのがまた一苦労。
(今回はここまでね。)
| 固定リンク
「リニアアンプ」カテゴリの記事
- リニアアンプ自爆スイッチ(2017.02.28)
- FL-2100B 整備(2016.07.22)
- FL-110 ファイナル交換(2015.07.26)
- TL-922 バンドスイッチ交換、他(2015.05.25)
- 東京ハイパワー HL-1KGX 第2弾 修理(2014.06.21)
「無線機修理/リストア」カテゴリの記事
- ファイナルが飛んだ2mリニア LA-2065R、別トランジスタに(2020.12.08)
- 1200MHz機の豚のしっぽは交換するほうが良い(2020.11.26)
- IC-PS35のN110 【CDS+ネオン管】は不要か?(2020.09.13)
- T-599/R-599 トランシーブができない。(2020.07.28)
- FT-747GX 周波数がふらつく(2020.07.05)
コメント