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2013年5月26日 (日)

IC-4KL 修理第2弾・・・(2)プロテクション

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 例のこどく、重いので玄関で電源部とRF部を分解。プレーカーが落ちるってことで、まず電源を診てみました。
 電源不良は間違いないのですが、それ以外にも、どうやら不具合があるようで一朝一夕の力技ではダメなようです。
(別件がいろいろあってなかなか進んでいません)


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 なんかカラカラ音がするぞ。電源部の蓋を開けると・・・こんなものが出てきました。SW用のPower MOS FETがぶっとんで壮絶死している模様。例のコンデンサの液漏れもあるので、前回どおり電源部を、ごっそり入れ替える方針としました。


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 RF部、コントロール部ともに目視ではOK。では、別電源から供給してみるとしましょうか・・・。


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 例の永久借用してい24V爆音SW電源と、+13.8V, -13.8Vを準備し、IC-760PROと接続してみました。ここまでセッティングするのは大変な作業。回路図追って、ケーブル準備して、WPXコンテスト中断して←これは余計


ちゃんとCI-Vが働いてバンド切り替えもできる・・・と喜んだのもつかのま。最小出力の5Wでドライブしてみると・・・プロテクションが掛かってNG。全く出力が出てきません。スルー状態はOK。ATUをスルーにしても同じ。

4kl_07  多数のプロテクションでガチガチに固めてあるので、どこが不良なのか特定するのが大変。ほんの少しコレクター電流が流れ、スグにカチンとプロテクトが掛かるので、出力がオープンになっている可能性があると見込んでリレーを探ってみた。でも、ATUの裏側にあり、調査するのがまた一苦労。
(今回はここまでね。)

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