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2013年4月 4日 (木)

IC-232修理

232_01

ICOM IC-232 144MHzオールモード機。感度が悪い、音がにごる・・・って症状です。
 カチカチクリックのある独特なダイヤル、それに下の部分が分離できそうでできない、Power SWとHigh, Low SWが兼ねているので、HighからLowへ切り替えようとすると一旦電源OFFになってしまう・・・大変不思議な無線機^^


232_02

 ローカル発振のスペクトラムを見てみました。こりゃ酷い・・・


232_03

 こりゃ、PLLがうまくロックしていないと判断。分解すると。。。こんな事が書かれてありました^^ でも、開けなければ修理できんぞ。


232_04

 ネジを緩めるとパカっと開いた。既に、先の方が封印を解いてらっしゃったようで、妖怪は出てきませんでした。
 半田スルーホールのところを多数修正してあり、探ったところ、この修正が一部うまく行ってなかったことが原因でした。ICOMでの修理か、個人での修理かは不明・・・



スペクトラムもキレイになり、他もチェック、調整完了。感度は感度過剰と言えるぐらいに高く、仮に50cmの線をアンテナ端子につなぐだけで、廻りのノイズを拾ってSが振ります^^ PLLのC/Nはイマイチのようですが・・・

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