TS-780 修理 ・・・(修理中止)
結論から先に申しますと、オーナーさまの意向、費用等の関係で修理は中止となりました。
(左の写真は取り外したセラミックフィルター)
セラミックフィルターを取り外して特性を取ってみたのが左図です。砂時計型のマーカーが中心点であるべき10.192MHz、その左が10kHzダウンしたところ10.182MHzです。本来、10.182~10.202MHzを通すべきところが、フィルター中心周波数が上にズレていることがわかり、10.182MHzでは中心周波数より-14dBも落ちており、これではダメです。
2個フィルターがあるので、1個をスルーとし、もう1個のみではという案も頂いたのですが、何故か両方ともズレてこの案も使うことができません。オークションでこのPLL基板のみを販売している方もいらっしゃるのですが、高価だし動作するとは限らない・・・しかも、送信系にもどうやら不具合があり、費用面でSTOPとなりました。
| 固定リンク
「無線機修理/リストア」カテゴリの記事
- ファイナルが飛んだ2mリニア LA-2065R、別トランジスタに(2020.12.08)
- 1200MHz機の豚のしっぽは交換するほうが良い(2020.11.26)
- IC-PS35のN110 【CDS+ネオン管】は不要か?(2020.09.13)
- T-599/R-599 トランシーブができない。(2020.07.28)
- FT-747GX 周波数がふらつく(2020.07.05)
コメント
ご不要の不動780、適価で引き取らせていただきます。
投稿: JI3KDH | 2013年3月30日 (土) 14時35分
それは、オーナーさまとご相談お願いします。
当方は修理を賜ったのみなので料金を頂く
ことはできません。お支払いはオーナー様へ。
投稿: JF3DRI | 2013年3月30日 (土) 16時25分