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2013年2月13日 (水)

IC-731S修理・・・(1)受信不良

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 お待ちの患者さん、どんどん診察室へ案内しております^^
IC-731S 前にも修理を賜った機種、エンコーダ不良と全く受信ができないということで、お預かりしました。エンコーダの不良は前回と同じと思われたので、オーナーさまから、ICOMへ補修部品を手配いただき、送付していただきました。



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 まずは、分解掃除・・・けっこうホコリがたまってました。


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 そして、エンコーダのLED, PDの交換です。
(東雲なの登場!!)


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ここで、ちょっと気が付いた。LED, PD は同じだが少し違う・・・配線の数も。

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サービスマニュアルでは、前回の回路が載ってました。しかし・・・

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解説してあるページは、こんなふうで、今回のが該当します。途中で変えたようですね。どちらが新しいのかは不明ですが・・・。
 ま、どうでも良く、機械的に交換することでUP/DWNは正常になりました。




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さて、全く受信できない件、スペアナとSSGを駆使して次のようなプロセスで故障箇所を断定しました。抵抗損傷と、タンタルコンデンサーのショートモードが原因。
  1. スペアナでローカル発振器の信号生死を確認、OK出ている。 
  2. 1st IFの70MHz台のIF信号をSSGで出し基板に近づける。
    スピーカーからピー音。IF以降は生きている。
  3. これで1st MIXの故障だと断定。MIXer回路の電圧をテスターでチェック
    全く来ていない。どこかで途絶えている・・・
  4. タンタルコンデンサがショートモードで故障。抵抗も焼損。
  5. 取替えて動いた。

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 タンタルコンデンサーC331がショート。過大な電流が流れてR52が焼損してしまったということで、電解コンデンサーに交換することで受信が正常となりました。

これでおしまいではなく、送信系がおかしな挙動をしているので、まだこれから解析する必要があります。

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