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2013年1月24日 (木)

古いラジオの調整・修理本を発掘

Book_3

こんな古い内容が書いてある本を発掘した。解る人にはわかる「並四ラジオ」の配線図。解説には國民2號型受信機と明記してある。


Book_1

   

「ラジオ受信機調整修理法」
 一般家庭並びに國民型受信機編

という題で、誠文堂新光社 昭和23年増版
       定價120圓 となっています。


Book_2

 こうした場合⇒かうした場合
 用いるもの⇒
用ひるもの
と旧カナ使いが、なかなか楽しいです。

全て再生付きストレートラジオばかりで、スーパーヘテロダインの記事は一切ありませんでした。

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古い無線機/軍用機」カテゴリの記事

コメント

今となっては「懐かしい」以外の言葉が見つからないですが、もう少し古いのでは UY27A-UY26B-UX12A-UX12B というのもありました。

戦争中はトランスに使う鉄や巻線用の銅が無かったのでトランスレスが作られた。(本当かどうかは?でっせ)12YV1--12YR1--12ZP1--24ZK2--B37やったと思う。(これは国民型**号やったはず)

しかし、そんな本 よう見つかりましたなぁ。びっくりです。

投稿: JA3GN | 2013年1月24日 (木) 19時51分

書き忘れましたが UY24B--UY24B--UY47B--KX12F というのが26Bラインの次に出たはず。

私が修理した経験があるのはこれぐらいかな。我が家にも並4は昭和28年ぐらいまで使ってたと思います。

投稿: JA3GN | 2013年1月24日 (木) 20時10分

JA3GN山崎さん

本の出所は、私の親父で古いブリキ缶を整理していたら出てきました。他にもあるようです^^

>UY27A-UY26B-UX12A-UX12B
26B, 12Aは知ってますが、他の真空管は初耳^^。また、このラインの受信機は記述がなかったです・・

トランスレスのラインアップは記述があり、國民1號型受信機と國民3號型受信機がそうなっていました。国産のみの真空管なので、もし本体が入手できたとしても調達ができそうにないですね。

投稿: JF3DRI | 2013年1月25日 (金) 11時19分

そうですね。トランスレスシリーズはTV球ぐらいしか代用品がありませんね。オリジナルでは無理です。B37なんて抵抗代用球ですし。

話が変わりますが、この時代のスピーカーはマグネチックタイプで馬蹄形磁石だったと思います。

終戦後、しばらくするとダイナミックスピーカーが流行りましたがフィールドコイル励磁タイプでこのフィールドコイルを高圧の整流用チョークコイルに使いました。しかし、粗悪品も多くフィールドコイルが断線したラジオも結構ありました。

その次に出てきたのがパーマネントスピーカー。
現在のスピーカーと同じスタイルです。出力トランスが別なので故障がぐんと少なくなったと記憶しています。

並四も時々競売市場に登場しますし、アンティークとしての価値が認められているのでしょうね。しかし、購入する気にはなれませんね。

投稿: JA3GN | 2013年1月25日 (金) 19時51分

回路図の下側に写っている6D6、6C6、6ZP1は懐かしい・・
何本か実家にある筈ですが、たぶんもう無いでしょうねえ。
当時の記憶が曖昧ですが、この玉で並三あたりを作ったような気がします。

投稿: JK1NMJ@斉藤 | 2013年1月27日 (日) 15時42分

JA3GN山崎さん

マグネチックスピーカーは無いですが、フィールドコイルを持ったスピーカーは発掘すれば出てくるかもしれません^^ どこかで見かけた気がするもんで。
オクに古いのが出てますが、あそこまで古いのはさすがに欲しいとは思わないですね~。よっぽど品位が良いものだったら別ですが、そういうのは骨董価値で非常に高価だし。

JK1NMJ斉藤さん

6D6, 6C6, 6ZP1, 76あたりだと、ご存知の方も多いようですね。今でもなんとか、入手できることだし。

投稿: JF3DRI | 2013年1月28日 (月) 13時53分

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