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2012年11月 4日 (日)

TR-751修理・・・受信も送信もできない

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 宝塚市からやってきた TR-751 受信も送信もできないとの事。オーナー様はこの機種の持病である AF VR, スケルチVRは修復したがダメだったらしい・・・


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 まずは分解して・・・。背面のMコネが交換されており、この部分がおかしいとの最初にオーナーから聞いていた。
 案の定、半田がうまく付いていなかった。


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 スペアナにピックアップコイルを付けて、あちこち探索。メインとなるVCOが発振していません。 IF (10.695MHz) 以降は正常です。


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 VCOのケースを開けてみたところ、突然発振を開始しました。 (後ろのスペアナに柱が立っているの、おわかりかと・・・ピンボケですが^^)


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少し苦労しましたがVCO部を外してみました。例のごとく、樹脂を充填してあります。樹脂を除去して見る必要があるのか・・・との懸念もありましたが、まずは半田不良を疑って、半田あげをやりなおしました。

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VCOフリーランテストを行っているの図。この状態で、トントンしても力を加えても発振停止は起こらず、また数時間のエージングでも停止は起こらず、OKと判断しました。
(樹脂除去だと断念していたかも^^)


751_10

再装着で受信もパワー(ちょっと少ないけど)も正常となりました。


751_08

 バッテリーバックアップ電池は3.1Vあり十分なので交換せず。その他、サービスマニュアルに従って下記の調整・・・
 (けっこうズレてました。)
・VCO電圧調整
・キャリアポイント調整
・Fズレ調整
・受信感度確認

調整してもパワーはちょうど10Wで、パワーモジュールが少しヘタってきている感じですが完了としました。

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コメント

DRI先生 何時もお見事ですね。

投稿: 服部 孝典 | 2012年11月 5日 (月) 09時03分

服部さん、まいどです。
この機種のようなモノバンド機は、故障箇所の推測がやりやすいです。

投稿: JF3DRI | 2012年11月 5日 (月) 22時15分

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