IC-731ロータリーエンコーダ修理ほか
まずは分解。この写真は対策後のものなんてすが^^
全般的にキレイで品位が良い固体です。
(ツマミ、ボタンの洗浄はやっておきましたが・・・)
この部分がロータリエンコーダ。検索すると、このフォトダイオードと、赤外線LEDが不良となり、同様の症状となるケースが多数出てきます。
同じ部品は無いのですが、ICOM に代替品があるようで、手配いただきました。かなり小さく、機械的な取り付け精度も必要なため、苦労しましたが交換することで正常になりました。220Ωの抵抗を2.2kΩに変更する必要もあります。
リチウム電池が空になっており、電源OFFすると周波数がデフォルトに戻ってしまいます。以前に入手したものを取り付けました。 (スポンジが風化してキタナイですが、清掃してます・・・)
WARCバンドはイネーブルになっているのに、28MHzだけが50Wに制限されていました。回路を追ったところ、写真の白い線をカットすることで100W化できることを確認し、実施しました。
すぐ下に見えるのは50W, 100W切り替えスイッチ。
後は、キャリアポイントなどサービスマニュアルに従って再調整を実施。あまり、ズレてはいませんでした。
この機種、AMの音質も良く、PLL機とは思えないほどスムーズに周波数変化ができ、また感度も十分。カンガルールポケットと呼ばれるところのカバーが破損するようですが、タテツケも良く小粒でピリリと辛い良くできた無線機だと感じました。
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