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2012年4月14日 (土)

MFJ-259修理・・・(2)完了

Mfj_06

 手持ちの部品交換だけで、修理を完了することができました。写真は、47Ωの抵抗をつないでSWRとResistanceを見ているところ・・・


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 不良だったのは、この3つの部品。ゲルマニュームダイオード IN34A とRFトランジスタ 2N5109


Mfj_04

 抵抗焼損とともにダイオードもNGに。ひとつはオープン、ひとつは特性劣化してしまってました。劣化を発見したのは、高い周波数で針が振らなくなっていたから。これを見つけるのにちょっと苦労した。


Mfj_05

 カウンターがでたらめ表示で働かない・・・発振の次に入っているエミッターフォロワーで使っている 2N5109 というft=1200MHzでちょっと規格が大きい石が、ベース・エミッターオープンになってカウンターに信号が届かなかったから。
 当然、こんな石の在庫なんてありません。何か無いかとパーツボックスを漁ったところ 2SC2053 が目に入りました。175MHzで150mW出るドライバーの定石みたいな石です。これを使ったところ、うまく動作し、カウンターが動作、メーターも勢い良く振れ出しました。
(VCの右ななめ上に付いているやつね)


あとは、キャリブレーションマニュアル通り、半固定VRを調整して完了としました。おしまい。

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コメント

 相変わらず素晴らしいですな。これ、基板を取り出すの結構面倒やなかったですか? 電源スイッチが知らん間に入っててすぐ電池がなくなる(しかも電池交換も面倒)という欠点もあったような。

 それと、なんでこんな故障したのかにも興味ありますね。真横で結構なパワーを出して、それを拾ってしまったとかかな?

投稿: JI3KDH | 2012年4月18日 (水) 00時21分

杉山さん、まいどです。
第一印象・・・
 ・たてつけの悪いアメリカン品質
 ・インチ(キ)ネジ
 ・バンドスイッチの軸は楕円形の穴
 ・不必要なカウンターの桁数

前面からカウンターユニットの取り付けネジを緩めて、本体とカウンターのコネクターが半分抜けたような状態にしないと中身を取り出すことができませんでした^^(なんで楕円の穴なのか、ここでわかった。)

故障原因ですが、別のハンドのアンテナを繋いだまま、他のバンドで送信したのでは? とオーナーに尋ねたのですが、それは無いということで良くわかりません。

これだけの帯域をカバーするのは難しいですが、特定の2バンド程度だったら自作もそんなにハードルが高くないようにも思いました。
回路的にちょっと「オオッ」としたのは発振回路にAGCをかけて広帯域発振において発振強度を一定にしている点かな。


投稿: JF3DRI | 2012年4月18日 (水) 22時41分

 早速どうもです。まぁインチキビスはお国柄で仕方ありませんね。M4よりちょっとだけ細い、HDD取り付けビスと共用のあのサイズのは、だいぶストックが増えました。

 それと周波数カウンタの桁数ですが、確か259は周波数カウンタとしての使い方もあったように思いますから不必要とは言いきれないかも知れませんね。まぁいずれにしても、立て付け&構造の悪さはメンテする側として許せないものがあるのは間違いありませんが。値段相応と言ってしまえばそれまでなんでしょうね(^^;

投稿: JI3KDH | 2012年4月19日 (木) 20時24分

カウンターの外部入力も試しましたが、カウントする感度が異常に低い。。。別の調達したユニットですね。これには、アンプが入っていないような? それにタイムベースの水晶がTCXOでも無いので、あれだと容易に100Hzは動くと思う。

本来のアンテナ調整用としては、十分に使えるけど。

投稿: JF3DRI | 2012年4月19日 (木) 23時03分

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