IC-4KL修理・・・(4)電源入らず
「日本ケミカルコンデンサ」の「KYタイプ」が有ったので、交換しました。足が短いですが、使っていない新古品です。
しかし、残念ながら電源は入りません。
外部電源を用いてステップスタート回路は動作するのを確認し、AC100Vを印加してみたのですが・・・
この基板は、サブ電源として24Vを作っているのは確かで、液モレしたコンデンサは、その平滑用。また、SW素子にサンケンの MA1050 というパワーICが使われているのまでは解析できたのですが、後はどのようになってのか不明で、これ以上、追う事は止めました。
さて 「方針①」 は諦めて別の方法を考慮することと致します。オーナー様との相談が必要だし・・・。 次のステップとして、RF部がちゃんと働くかを確認することに進めたいと思います。RF部が壊れていたら高価な電源を手配しても意味が無くなるんで。
※つい集中し、ちょっと走りすぎなので、一呼吸おきたいと思います^^。
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コメント
DVMじゃなくて、三和のテスターがシブイ。うちも愛用しています。
投稿: jf3lop | 2012年1月14日 (土) 13時51分
テスターに目がいきましたかいな。電球があるのに、気が付いて欲しかったのにぃ~
投稿: JF3DRI | 2012年1月14日 (土) 15時39分
やっぱり動きませんでしたか。
私も昔故障した4klの電源をもらってあけてみたことがあるのですがぜんぜんだめでした
投稿: oe1zkc | 2012年1月14日 (土) 21時54分
このアンプ、電源が鬼門のようですね。もうちょっとしっかりしたもの、或いは配線図の公開をやって欲しかったです。明日に、公開しますが、RF部は大丈夫のようなので、電源さえ手配できれば再生できそうです。
投稿: JF3DRI | 2012年1月14日 (土) 22時04分
三和のテスター、我が家にもあります。
デジタルテスターで
1KW送信時の電源電圧を計ろうとしたら
”テスターI”が起こって表示が真っ暗になりました。
高周波を扱う時は、針式テスターでないと計れません。ネ
投稿: NAO | 2012年1月16日 (月) 19時15分