平川_520X_02・・・修理完了
VFO分解。やはりローターとアースの接触部分が問題だった。良く見ると、錆びも・・・VFOの中まで湿気が回ったのかも。右の写真は、独立で電源供給しスペアナで発振停止しないかテスト中。
<マーカーユニット>
マーカーの発振周波数がズレていたので、トリマーを調整しようといたところから廻り・・・半田で修復を試みたもののダメ。手持ちのトリマーに交換しました。
<不明の半固定VR>
手前に付いている半固定VRが破損しているのを発見。中古だが、これも手持ちのを付けておいた。このVRは、海外版の配線図には載っておらず、後から付加したものと思われる。ALCレベル関連のようですが、調整法がわからず、適当な値にしておいた。
<その他>
バンドスイッチ類のガリは、キッチンペーパーにこれを付けて洗浄。100%のIPAじゃないけど。
普通は、トランスバータ端子に何も付けなくとも良いのだが、オーナーさまからは、購入した時からこうなっていたとの事。良くわからない・・・ジャンパー線が入っていて、付けないと、SG電源とアンテナからの入力が切り離されてしまう。これは、そのままにしておいた。
※かくして、3台目もなんとか修理できたのであります。
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コメント
確か純正トランスバータ(TV506,502)を接続する時は、あらかじめ本体側で何かをする必要があるとかいう記述を取説で見たような気がします。どこかにその取説があったはずで、家探しして発掘できたらまた改めてご報告いたします。
投稿: JI3KDH | 2011年11月28日 (月) 20時38分
TS-52OS, TS-520Vは、トランスバータスイッチが付いているんですが・・・。確かにTRVを接続する時に親機のファイナルの動作停止と、HFアンテナ切断が必要なのは確かです。
投稿: JF3DRI | 2011年11月28日 (月) 22時47分