いたみ_520X_01・・・完了!
到着したロードバリコン。新品じゃないけど、まさに520から外したそのもの。
既に交換が終わった写真ですが、プレートバリコンやシャフトも外し、なおかつ28MHzのタンクコイルも外す必要が有ったので大変でした。調整したところは・・・
・中和 (かなりズレていた。)
・ドライブコイル調整
・キャリアポイント
全バンドにおいて、14W以上出ることを確認し、完了としました。ただ、28MHzはドライブ不足になるのは否めません。
<蛇足のおまけ>
この写真、ファイナルの 元祖6146 ですが何か違うと感じた方は「偉大なる真空管ツウ」です。実は私も6146A, 6146B, 国産の2B46は所持しており幾度も目にしていますが、元祖6146は初めてお目にかかります。
6146と6146Aの違い・・・一番大きな違いは6146AからDark Heater を採用したことです。すなわち、カソードの温度が6146Aは低く、6146は高い・・・写真を見ると、こぼれ出ているヒーターの光が明るいのがわかるでしょうか。(比較した写真を載せてないので、わからないでしょうけど。)
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コメント
おぉ、なるほどこんなに明るい6146(ファミリー)は見たことありません。(もっとも6146BとS2001しか持ってませんが)
投稿: JI3KDH | 2011年10月29日 (土) 23時01分
カソードの温度が低いってことは、寿命が延びるとかいろんなメリットがあるようです。塗布してある酸化物の材質が異なるんでしょうね。温度が低くとも電子の放出が良いものへと。
投稿: JF3DRI | 2011年10月30日 (日) 22時22分
お疲れ様でした!
昔所属していたクラブ局に520があったので懐かしいです。
S2001が入ってたのを思い出します。
投稿: JI4EAW | 2011年10月30日 (日) 22時22分
あらあら、珍しい方からの書き込み・・・
2台の修理で、鍛えられましたので故障品があれば修理しますよ・・・って、青森要塞のが来る予定にありますけど^^
投稿: JF3DRI | 2011年10月31日 (月) 22時08分
お疲れ様でした。
実はぼくも動かない520を持っているのですが・・・・基板間結線が複雑でひるんでしまいました(^^;
でも、DRIさんの楽しい記事を呼んで自分で修理をしたくなってきました。いろいろアドバイスお願いしますね。
投稿: JF1DIR | 2011年11月 1日 (火) 00時11分
JF1DIRさん
DIRさんなら、この機種の修理は簡単じゃないかと・・・。確かに、配線は立て込んでいますが、基板間を接続されているだけだし、基板に端子番号が書いてあるので、難しくは無いと思います。Webを検索して修理状況を見ると劣化する部品もだいたい、めぼしが付くことだし。
性能/実用性はともかくして、修理して遊ぶアイテムとして面白い機種であります^^
投稿: JF3DRI | 2011年11月 1日 (火) 21時04分
いきなりヘンな質問で本当にすいません。
TS520の配線図を見てみると電源トランスから伸びている
DC-DCコンバータがありますが、あれは何用なのでしょうか?
投稿: ヤナギダ カツミ | 2012年12月26日 (水) 19時55分
モービルで運用するためのものです。
投稿: JF3DRI | 2012年12月27日 (木) 21時13分
わかりました、13,8Vですね。
どうもありがとうございます。
早速発振周波数などの実験を行なってみます。
投稿: ヤナギダ カツミ | 2012年12月27日 (木) 22時54分