ラムダダイオード
ネットをうろついていたところ、すこし変わった回路を発見。NチャンネルFETとPチャンネルFETを組み合わせたもので、これで負性抵抗特性(negative resistance)を持つようでラムダダイオード(Lambda diode)というものらしい。負性抵抗と言えばトンネルダイオード(いや日本人なら江崎ダイオードの方が名が知れているかな。)で、電圧が上昇すると電流が減る不思議な特性ですよね。
応用として、図の右側にあるように2端子素子にもかかわらず単に共振回路をくっつけるだけで発振回路となる・・・
更に探してみたら、VK5BR Lloyd Butler氏がディップメータに応用していた。ここのWebには非常に詳しく理論も記載してある。(VKのアマチュア無線雑誌AR Magazineの筆者? Wireless Institute of Australiaとのことですが・・)
Pチャンネルの高周波用FETが入手困難(何が良いかなぁ)であるれど、実験してみたい回路であります。
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コメント
最近並列型で試してみますと、より素直な特性のように感じられました。
投稿: nekonoko | 2011年11月 1日 (火) 14時12分
書き込みありがとうございます。
適当にP-chも入手したのですが、実験しないで放置状態となっています・・・ww
投稿: JF3DRI | 2011年11月 1日 (火) 21時06分