136kHz受信再挑戦!
今回、少しだけ進歩したことと課題・・・
・TA-33を受信アンテナとして利用すると一番SNが良い。
⇒ノイズによる空Sが振らず、一見、悪そう(3.5MHz SLOPERと比較して)のように
見えるのだが、ARGO画像では一番鮮明に見えた。
・136kHz の受信ゲイン不足
⇒TA-33ではSNが良いものの、ゲイン不足となる。IC-760PROのプリアンプは
ここらあたりの周波数は全くゲインが無い。自作すれば、耳で聞こえるかも。
・IC-760PRO のQRH、QRSSでは顕著に現れる。
⇒IC-760PROは回路上ワンクリスタル制御じゃなく、数ヘルツオーダのQRHを
押さえるのは困難。
SSG(OCXOを内蔵しているので10E-8レベルの安定度)で136kHzを発生させ、QRSS3で受信した画像。(帯域幅100Hz程度)
少し左下がりになっているのがわかると思います。まあ、この程度なら大丈夫ですが・・・。
QRSS10で受信した画像。 (帯域幅25Hz程度)
こうなると、もうダメです。電源ONしてから2時間程度置くと安定いますが・・・。
このことがあり、朝に実施した受信実験は失敗してしまいました。SSB/CWでは全く問題無いのですが、QRSSは非常にシビアです。
次回に期待して、トライしてみることとします。
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コメント
いろいろ有難う御座いました。ARGOの画面では昨年の方が背景雑音は少ないようですね。
こちらも送りはなんとか誤魔化せますが受けは雑音が多くて対策が見当たりません。
それはともかくとして なんとか耳で聞いて頂けるように努力しますので。(笑)
レポにミニホイップがありませんでしたが駄目でしたか。
投稿: JA3GN | 2011年5月22日 (日) 12時24分
背景雑音が増えたこと、良くわかりませんね。パソコンが昨年と異なっているので、サウンドボードなどの影響があるのかもわかりません。更にもっと基本的にARGOの設定が前回とは異なっていたのかもわかりませんし・・・。
ミニホイップは、仮で揚げていたため雨が入ってNGになったまま、ほったらかしてあります。
TA-33は、18mの高さに揚げており、スローパーも給電点は、ほぼ同じ高さですが引き降ろしているため、18mの高さを占拠する開口面積が広いTA-33が良いのでは?と勝手に推測しています。
受信は磁界ループ系を高く揚げるのが良いのかもわかりません。
投稿: JF3DRI | 2011年5月22日 (日) 13時59分
委細了解いたしました。ミニホイップは動かなかったんですね。納得です。
背景雑音の件は確認が困難ですが唯一2010年と違うのはスイープ速度が変わっています。
2010年はQRSS3sFast/2011年はQRSS3sNomalです。大雑把ですがFastはNomalの2倍ぐらい早いスピードですから背景雑音は散らばって薄くなるでしょう。
これぐらいしか思いつきません。サウンドボードの変化はまず関係ないと思います。
雨が降っている間に考えたのですがトップハットをぎりぎり60cmにして変化があるかどうかです。多分巻き込み長は12mぐらいには出来ると思います。
トップハットの大きさを1m以上にはしないつもりです。理由はぶろぐに書いた通りです。
後は常時100W運転の維持ぐらいでアースの改良は不可能ですね。今でも15㎡の銅網を埋めてありますから。
何か変更しましたらご連絡しますので宜しくです。
投稿: JA3GN | 2011年5月22日 (日) 16時25分