トラップコイルの中身
出没したトラップ。上からEcho 8Gの21/28MHzと思われるもの。その下がRAKの7MHzと3.5MHz用のトラップコイル。RAKのは、スローパーだったように思うけど定かではありません。
(マズイ写真ですいません。)
Echo 8Gのトラップコイルは、簡単に分解できました。35年前とは思えないほど樹脂の劣化が無く、非常にキレイです。アルミ線のコイルも太くてキロワットに十分耐えうる設計に思えます。
共振させる C が見当たらないように思えますが、コイル自体と、被せてあるカバーとの間で容量を形成しているのですね。こうすることで、雨が降っても共振周波数はズレないこととなります。
RAKの3.5MHzトラップコイルを仮としてスローパーに装着してみました。(横に向いているのは、先端部を折り曲げているから。) 3.5MHzは、ちゃんとSWR=1.1まで落ちたので、更に先を伸ばして1.9MHz(1.910MHz)でSWRが落ちるようにしてみましたが、このトラップコイルは、やたらハイL のようで、3mぐらい伸ばすだけで共振してしいました。(SWR=1.8)帯域幅も狭いし、500W運用するとコイルが焼けてしまいそうで、良くありません。何か、別の方法を考えることとします。
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コメント
私も1.8〜1.9のも少しまともなアンテナが欲しく(現状は3.5のスローパーにATUで乗せてます.50WまではOK^^; ),3.5MHzのスローパーの延長を考えています.トラップが一番良いと思いますが,500Wとなると簡単ではなさそうですね.ギボシ端子かなんかでつなぐ方法もあると思いますが,冬の夜切り換えに外に出るのはどうも^^; ということで,踏み切れません.
投稿: JE1SGH | 2011年1月10日 (月) 19時03分
うちの160mのアンテナは短縮逆Lでして、コイルの部分には1.6φのPEW線を巻いています。ただ、雨が降ると共振点が10KHzくらい下がってしまいます。41mを21mに短縮したものなので、SWR1.5の幅は10KHzくらいしかありません。
投稿: JF3LOP | 2011年1月10日 (月) 19時42分
うわぁ 懐かしい名前ですなぁ。右肩上がりの時分に名を売ったアンテナですねぇ。
私はアパートから米軍の6本つなぎホイップと水道アースで20/15mへ出たんやと思います。
5WでOD5から449貰って嬉しかった。Hi
投稿: JA3GN | 2011年1月10日 (月) 20時24分
JE1SGHさん
3.5MHzのスローパー、1.9MHzではSWR=∞なので、リグ内蔵ATUでは追従できませんでした。それで、同様な考えで延長+コイルを接続したり、はずしたりして3.5/1.9にQRVしていたのですが、夜中に2階の窓から瓦屋根におりてごぞごそするのはキケンだし「不審者」そのもの(Hi)ですのでトラップを企んでいました。トラップといえど、LとCの比率によって、低い側がローディングされてしまうので、その比率を条件に合わせて決める必要がありそうです。耐電力に関しては、園芸用のアルミ線をコイルにすることを考え中。防水をどうするかが問題となりそうです。
また、1.8MHzにするか、1.9MHzにするかも悩ましいところです。先日のWWCW でDXには飛ばないことがわかったので今回1.9にあわせてみましたが・・・ムシの騒ぎようによれば変更するかもわかりません。1.8/1.9両方は難しそうです。
JF3LOPさん
モノバンドだったら、なんとかなりそうですが、2つのバンドは難しいですね。雨が降って10kHz落ちるだけなら優秀じゃないかな。
投稿: JF3DRI | 2011年1月10日 (月) 20時26分
山崎さん
そのころ、私は50MHz AMのみ運用していたのであまり詳しくないのですが旭精工は、バーチカルのEcho-8GとTA-33のコピー品であるAS-33のみ販売していたんじゃなかったですかね。Echo-8Gのトップにはクローバーのような形の容量環(?)が付いてましたね。
写真のように、トラップ内部も高周波ニスで処理してあるし、アルミ(ジュラルミン)の材質も申し分なく、品質的には最高じゃないでしょうか??
投稿: JF3DRI | 2011年1月10日 (月) 21時56分
西村様
あけましておめでとうございます
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
2008年の9/21に初めてメールを
差し上げてからずいぶん経ちましたが
その間も何度も立ち寄らせて頂いております。
スクリーングリッドのお話は敷居が高いのですが
興味深く読ませて頂いております。
新年を迎え、
読んでばかりではと思いトラップの話なら少しはと
コメントいたします
旭精工の AS-33を使用していました
那覇では台風のたび良く壊れました新品を組み立てる際に、
AS-33は説明書どおりの箇所に穴が開いてなくドリルやその他の道具を持ち出して
ローカル総出で組み立てた思い出があります、
復帰前でしたので
本家のTA-33も安く手に入る時代でした、TA-33の方はすんなりとマニュアル通りに組み
上がり妙に納得したのを思い出しました。
今年も西村様を初め皆様のご多幸を心からお祈りいたします。
投稿: JR6GV 平良 | 2011年1月20日 (木) 17時54分
JR6GV平良さん、どうもお久しぶりです。
4極管を正規に使おうとすると、実にやっかい。でも、それなりにメリットや面白みがあるようです。
AS-33の件、了解です。そうですか精度が良くなかっのでしようか。ただ、材質はTA-33とに勝るとも劣らないのではないでしょうか?
少し検索をしたところ、平良さんもブログを開始されたようですね。早速ブックマーク致しました。なになに、160m用の4-1000A/7F25Bアンプ・・・大変面白そうなことを始めようとされているので、また覗きにいきたいと思います。
投稿: JF3DRI | 2011年1月20日 (木) 21時31分