もうひとつの戴き物・・・7F43R
4-400Cを頂戴したJK1MNJ斉藤さんより、実はもう一つ貴重なものを戴きました。
7F43R という国産のセラミック強制空冷管で、TVの放送用じゃなくて、船舶の通信用途ださそうです。完全密閉したビニール袋にシリカゲルと共に、入った完全な新品。
プレート損失1kWで、4-1000Aのセラミックバージョンということ、フィラメントが4V, 35A(?)ということ以外の規格は良く解りません。
※詳しい方おられましたら教えてください。
S2001と並べてみました。結構、大きくズシンと重くて丈夫そうです。Eimacのセラミック球と比較して、この国産球や、ロシア球(GS-35Bなど)は、同じプレート損失でも大きくて丈夫にできているように思います。
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コメント
忘れた頃に、でしょうが、。
この球は4-1000Aの云々ではなく、4CX1500Aの日本版です。同じ直熱管で規格も良く似た感じ。
足の構造だけが異なります。
投稿: 小池 雪康 | 2011年11月27日 (日) 09時52分
小池さん、ご無沙汰しております。
そうなんですか・・・4CX1500A了解です。1500Aは、1500Bとは似ても似つかぬ別のだと聞いたことがあります。また調べておきます。
投稿: JF3DRI | 2011年11月27日 (日) 15時48分
初めまして
7F43Rと4CX1500A 4-1000は似ても似つかない物です。
http://pdf1.alldatasheet.jp/datasheet-pdf/view/277171/CPI/4CX1500A.html
当方は7F43Rを現用で使っていますが、
プレート損失は1kWで、スクリーングリット損失
ヒーター電圧も異なります。
これと全く同じに使えるのは6F62Rで、そのまま差し替えて全く同じに使えます。
ただし6F62Rの方がプレート損失が500Wの定格ですが
なぜか出力は同じでした。
投稿: JH0WJF | 2013年1月16日 (水) 20時04分
JH0WJFさん
リニアアンプ製作で有名な方から書き込みいただき光栄です。GI-6B x3の6mアンプは全世界に浸透したみたいでWebでその記事を多く見かけます。。。
規格の件、了解です。144MHzでお使いのようですが、このタマはTVの送信用でなく、単に船舶の通信用に開発されたものなのでしょうかね? 日本独自ってのも気になります。
投稿: JF3DRI | 2013年1月17日 (木) 20時35分