壮絶死した電源の修理(その2)
《その他の疑問点》
まずは、このHigh/Low切り替えスイッチ。もし、13.5V系の無線機に接続していて、誤ってスイッチを上に上げたら・・・あるいは、Highの状態のまま電源ONしたら・・・この設計は良くないですね。電圧可変VRを回して行き、15V以上になれば、自動的に切り替わる回路がベストのように思われます。(注意書きとスイッチロックが付いていますが・・・)
次に、使っている部品、ぎりぎりいっぱいの条件のようです。メーターが80Aまであるので、50Aは使える?とするとブリッジダイオードはきっちり25A級のものが付いている。
平滑コンデンサ、EP-3000の時も同じだったけど、耐圧が25Vタイプ。トランスの2次側19Vを整流すると無負荷でどれだれ電圧が発生するか・・・スグわかりますね。
電圧を測定してみたところ、24.6V 昨日の夜に測定したときはAC電圧が少し高くなっていたので25Vを超えていた。
アマチュア用の電源ということで、こういう設計があたりまえなのかしら? 気持ち悪いですよね。
結論からして、トランスもそんなに大きくありませんので、この電源は13.5Vで40Aぐらいがめいっぱいと考えてよさそうです。
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