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2009年12月 4日 (金)

凝った作りのGU-50(ГУ-50)ソケット

Socket_gu50a 先に紹介したロシア製小型送信管GU-50(ГУ-50)の純正ソケットを入手してみました。民生品では考えられない凝った作りになっています。

まず驚くのはがあり、バネが付いていてパカっと開く構造。そして、ダイキャストを使った重鎮であります。


Socket_gu50b 裏面。通常の送信管と違ってプレートも下側に出ているため、シールド板が付いています。


Socket_gu50d そして、このタマの特長である、位置決め用の溝。


Socket_gu50c 真空管本体の側面に付いている突起を、上記ソケットの溝と合わせてピンの位置決めをするのです。これが無ければ、どんな方向にでも刺さってしまう!

量産性は非常に悪いと思われ、民生品では絶対にこんな方法は取らないでしょうに。


Socket_gu50e 入れてみた。でも、蓋が閉まらないよぉ~。


Socket_gu50f_3 そうなんです。真空管本体に付いている例のノブはネジ式になっており、簡単に取り外しできるようになっているのです。

また、このノブが無ければ、真空管の取り出しができないことも解りますね。
(純正ソケットでも、いろいろ有って蓋の無いものもあるようです。)

しかし、凝った作りであります。

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