自分でするもの?業者に任せるもの?
一人でへちへち、時間を掛けながらやっているアンテナ工事ですが、ふと関連した内容をネット検索したところ、業者まかせにしている局が多いことに気がつきました。例えば、タワー建設は、地上で組み立ててからクレーンで引き上げるといった具合。(自立タワーね)
基礎の穴掘り、そしてユニット組み立て、ユニットの積み重ねといった建設プロセスを全てローカル局どおしで行った私にとって、私がヘンなのか少し自問するようになりました。
自分で行うことは、例えばボルト1本の締め具合、アンテナへのコネクター取り付け具合、ケーブルの引き回し処理など、自ら確認しながらできることが良いところ、すなわちこだわりを持ったリグやリニアアンプの自作と同じメリット(当然、安価にできるメリットも)があるとも考えています。
極端に電波を出さず、リニアをいじったり、アンテナいじったりしてばかりいるワタシであることは自他共に認めるところですが、ご意見を聞かせていただきたく思います。
<各局のコメントからの結論です。11/14>
自分なりのスタイルに合った無線をこれからも続けていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
| 固定リンク
「アマチュア無線」カテゴリの記事
- 160m DXCC 完成間近(2025.01.25)
- 自作に適したファイナル DRI方式 SOT89 ⇒ TO220 変換(2024.04.18)
- 7バンドWASが完成しました(2023.12.28)
- 2000円台で買える中華製ハンディ機を広帯域受信機に(2023.12.27)
- 2000円台で買える中華製ハンディ機のスプリアス特性(2023.12.14)
「アンテナ、タワー」カテゴリの記事
- 知らなかった!! 給電しないで近づけるだけで2バンドをカバーできる手法(2021.04.18)
- 8D-SFA-LiteへNPコネクターの取り付けなど(2020.11.23)
- nanoVNAによる複数アンテナの結合度測定(2020.11.09)
- ミニマルチのRDP RN4MCXのSWR特性(2020.11.03)
- ミニマルチのRDP RN4MCXを設置(2020.10.30)
コメント
決してヘンじゃありません!
私もQSOそのものより設備や環境を構築するプロセスが楽しいと思っていますので同感です。
最近では、ローカルでやりたいけど頼みの彼は無線やめちゃったし、みんな年も取った、金ならないわけじゃないから業者に頼もう、ってな感じなのでしょうか。
投稿: JH0KHR | 2009年11月12日 (木) 00時02分
西村さん、ご無沙汰しております。
JG3JLCにしむらです。(昔から6mやVAPNETで、お世話になっていました。)
西村さんのブログはいつも巡回コースに入っていますが、コメントさせていただくのは初めてです。
タワー建設や高所アンテナ作業ともなると、業者に依頼するケースがけっこう出てきますね。うちはルーフタワーなのですが、この程度ならこれまで全て自力でやってこれました。しかしタワーを建てるとなると、倒壊や高所からの落下(モノ、ヒト)などのリスクを考えないわけにはいきません。
ハムの高齢化も進み(お金もある?)んでいることから、業者に任せる割合が増えているのだと思います。
そんななかで、自作や、タワー建設や機器のメンテナンスを自分でやり続けるという精神は、素晴らしいと思います。
これからも、身体を張った話題を楽しみにしています。
投稿: JG3JLCにしむら | 2009年11月12日 (木) 01時30分
初めてお便りします。狸watchですがいつも楽しく拝見しています。私も西村さん同様、基本的にできることは自分でやる主義です。10年ほど前タワーの穴掘りもやりました。スコップ1本、家族の冷たい視線に耐えながら正月休みをつぶしましたHi。とはいえ、すでにアラ還なので無理は禁物と自重するこの頃です。KT18Rですがエレベータを付けてあるのでまだ楽しめるかなと思っています。これからもご活躍ください。
投稿: JA2HVW水島 | 2009年11月12日 (木) 14時45分
変です! 世間ではアマチュア無線「通信士」が大半のようですから。
たとえばオークションでリニアアンプが出品されるたびに「壊れたときに修理してくれる業者はありますか」「取扱説明書はありますか」「接続ケーブルはありますか」などとという質問を見るに付け、最初はげんなりしていたものの、これが普通なんやなと思うようになってしまいました。
これからも、変なやつら同士でこの希有な伝統芸能をせいぜい伝承してまいりましょう。
(とはいうものの、高所拒絶症の自分としては、いざタワーを所有するとなったとき考えてしまいそうですが)
投稿: JI3KDH | 2009年11月12日 (木) 21時37分
自分や仲間で建設できる環境は素晴らしいことだと思います。確かに、通信だけが興味対象で、設備構築は業者に任せる方も多いかもしれません。
私自身、今のタワーは建築屋の父親と2人であれこれ楽しみながら建設しましたが、いつまでも頼れるわけではありません。となると、普段地元でのおつき合いが稀少な私にとってはどうするか?決断しないければならない時が遠くないような気もしています。(3年ほど前から父は足を痛めタワーには登れなくなりましたので)そういうときに遺憾なら業者という選択肢を選ぶのかもしれません。
通信にしか興味がなく業者任せ、と言う方も居ますが、周辺事情により遺憾なら業者にお願いせざるを得ない方も多々居るのではないかと思います。いずれにせよ、貴局は理想的な環境だと私は思います。
投稿: jo3jye/3 | 2009年11月12日 (木) 23時27分
たくさんの各局からコメント頂き、ありがとうございます。
頂いたコメントを読んで、我に返ってみると、自分は自分なりの「アマチュア無線」をやっていて、それで良いのだと再認識しました。インターネットがこれだれ発達した今日なので、簡単に入手できる情報にふらっと、惑わされてしまったのかもわかりません。タワー建設した当時は情報すら得ることができませんでしたもんね。
そういう訳で、自分なりのスタイルに合った無線をこれからも続けていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。
いつもROM(パケット用語のリード・オンリー・メンバーね)してくださっている方、JG3JLCにしむらさんや、JA2HVW水島さん、炙りだしたみたいでスイマセン。拙ブログを読んでいただき、ありがとうございます。
投稿: JF3DRI | 2009年11月14日 (土) 21時18分
JG7BAK/我妻と申します。
いつもROMでございます。
亀レスで申し訳ありません。
実家にKT-18Rがありますが基礎以外は自力でした。
タワー本体は3人で組上げました。マストはCD社の
M4マストでしたのであまり苦労はしませんでした。
SS-96も一人であげましたが、タワーに沿わせた時は
そのブームの長さに笑ってしまいました。
ブームステーにデベワイヤーを使ったので瞬間最大風速42mの爆弾低気圧に” くの字 ”にされてしまいました。
先日実家に帰省したところローターが2回転することに気がつきました。HR-1300です。ベアリングもCK-46なのでローター回収と一緒にベアリングも回収してグリスアップしようと考えております。
長文で失礼いたしました。
投稿: あづままさひこ/JG7BAK | 2009年11月16日 (月) 15時09分
JG7BAK/我妻さん
こんばんは、書き込みありがとうございます。
当局と同じタワー・アンテナ、そして建設を自分でなされたこと、
了解です。じゃ、タワー建設は、基礎部分から、ポウズに滑車を
くくりつけて、一段一段くみ上げていかれたのですね。
3角形の各頂点に1名ずつ配置し、もう一人がロープの
引っ張り役の計4名が理想的ですが、3名だと大変だったと思います。
アンテナのSS-96、ある水準以上の強風により、箸を折ったようにマスト
クランプのところで折れるのは、ローカル局が被害を受けて知っています。
なるべく、こうならないようにするために、吊りロープに滑車を付け、
瞬間的に加わる力を軽減させるのも、もくろみの一つですが、さて効果が
あるかは解りません。
また、吊りロープの上側支持金具と、マストクランプ距離をできる
だけ長く取る(3角形の頂点角度をなるべく狭くする)のも強度を増す一つの
手かと考えています。
ローテーターとベアリングのメンテ、ワタシが言うのもなんなんですが、
お気をつけて作業ください。お近くだったら、お手伝いに行っても良い
のですが、東北はちょっと遠すぎますね。
投稿: JF3DRI | 2009年11月16日 (月) 22時46分