タワー上での作業(その4)苦戦中!
先週も取り組んだのですが、時間ばっかり掛かって、作業が思うように進みません。いつになったら完成するやら・・・・。
まず、SS-96独特のブームステーですが、当初対策した方法では4本、独立してテンションの調節をせねぱならず、メンドウなので、考えたあげく、後ろと前のブームとの接続部分に滑車を入れることで、2つの調節で出来るようにしました。(滑車に接する部分のみ、ステンレスワイヤーね)
SS-96の施工はこの部分がやっかいなのですが「柳に風」で強風に強い点でもあると考えています。
アンテナ給電部⇒タワー間の同軸ケーブル交換と、上記の作業、そして各エレメントのビスの緩みチェックなどをやっていたら、あっという間に時間が経ち、この後、雨がポツポツ落ちて来たので撤収となりました。
(雲行きが怪しい空でしょ・・)
長くなるので、続きとして交換した同軸ケーブル、TA-33のインシュレータ外しなど・・・興味ある方は見てね。
給電部⇒タワー間の同軸はフジクラの8D-2V(この同軸は芯線がより線になっている)を使っていました。さすがに十数年経つとシースがざらざらで硬くなってしまってます。中身を見てみましたが銅網線の色も、少し変色。HF~使えなくはなさそうですが、交換しておくべきでしょう。
ローターで回転する部分なので、しなやかさが必要と考えて芯線がより線の8D-2Vにしましたが、回転部分に1200MHz用NL-10D-FBを後から追加、余裕を持たせて使ったところ特に問題なかったため、8D-FB(フジクラ)に交換しました。
コネクター自己融着テープとビニールテープで、防水を完璧にしたため、新品同様!です。
話しは前後しますが、いろいろと買い揃えたパーツ群。
・5D-FB 25m (別のアンテナ用)
・マスト足場(愛知タワーより直接購入)
既に2本あるけど、狭い間隔に取り
付けた方が作業は楽になります。
・TA-33インシュレータ 4個
(ナガラで売っているとの情報を
いただいて購入)
・自己融着テープ、インシュロックタイなど。
<TA-33のインシュレータ取り外し> このようにビスの錆びがひどくて、ドライバーでは、全く回せません。なんせ、30年は経つものですから・・・。こんな時、どうしますか?
こんな時、バイスプライヤーが威力を発揮してくれます。丸い頭でも、ガッチリ掴んで回すことができます。
捩じ切ってしまったのもありますが、取り外し成功です。インシュレータは新しいものに交換、ビスはステンレス製を調達予定です。
このアンテナは、頂き物で私が上げる前にも10年は使っていたと思われるもの。それだけ使ったのだから、アンテナごと交換しても良いのですが、トライバンダーは高価ですし、エレメントがまだ十分使えるのでもったいなくて。
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