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2009年10月13日 (火)

ローテーターの分解メンテ(その4)組み立て完成!

Rota19 マストベアリングの件で、右往左往してますが、本題だったこちら「ローテーターの分解メンテ」は、バラバラにしたものを元通り組み立てるのに成功し、一応完了しました。その組み立て始終を纏めました。
(ローテーター : エモト1105MS)

但し、これが本当に、これで良いのかはわかりません。あくまで自分の判断でやっただけですので、もし実行されて動かなくなっても責任を負えませんのでご注意ください。


Rota12 まずは、小物から。リミットスイッチと、方向検出用のVRの組み立て。向かって右が緑色、左が赤色です。


Rota13 グリスは、いろいろと悩んだのですがリチウムグリスを使いました。モリブデングリスを使った記事もあるのですが、モリブデングリスは、高温で粘性が劣化するとの記述があったので、こちらにしました。どちらでも良いのかもしれません。ホームセンターで300円~400円と安価です。これを歯車にたっぷり付けてあげます。歯車を組み立ててからも付けることができます。


Rota14 下側のケーシングに取り付け、コネクタからの配線をすきまから引き出します。このとき、コネクタの穴と逆側に方向検出用VRが来るようにしました。


Rota16 コネクタから線を引き出して、下側に取り付けるボール受けリングを通しておくこと。このボール受けリングは、コネクタの取り付けビスを外さないと取り外すことができないので、間違いは無いと思いますが。


Rota15 各ワイヤーの半田付け。VRへはこの方向から見て、右から 青・黄・白 です。
 VRの抵抗値を測定したところ約600Ωでした。ということは、北を中心に回転するので、300Ωの位置で北を向くようにすれば良いと判断しました。手でVRを回して300Ωにセット。


Rota17 次に、外側にあるボールベアリングの組み立てへと。まず、下側ボール受けリングにグリスをたっぷり塗り、ボールを乗せていきます。グリスの粘性で、固定されます。


Rota18 上側の溝にも同様にグリスを塗って、ボール置いていきます。

VRと連動して動く「熊手」のようなものは、どの方向でも良さそうです。


Rota19_2 最後に上側のケーシングをセット。このケーシングの内側にもグリスたっぷりとね。写真を撮り忘れましたが、ケーシングの内側に、リミットスイッチ用の突起が1箇所あり、これを 北側 すなわちVRのある方向にすれば、北から左右180°以上回転するとリミットスイッチが働き停止するしくみとなります。

ボルトを仮止めして、この状態で、コントローラーを接続し、正常であることをチェック。問題なければ、本締めで完成です。北の方向をマジックインキで書いておくと良いと思われます。


Rota20  最後の最後にまたトラブル。コントローラーのベルト切れが起こりました。以前に交換したのですが、使わなくともゴムベルトは劣化するようです。ベルトが切れると永遠にモーターが回り続けます。


Rota21 切れたゴムベルト。簡単にバラバラになってしまいます。エモトでパーツとして取り寄せできるようですが、めんとうです。


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