何か間違っているの??
「たかが電源されど電源(その1)」の安定度があまり良くない件、やっぱり気になったので、考察してみました。どこが間違いがあれば指摘ください。
まず、コレがμA78Gのデータシートにある電流ブーストと電流制限のアプリで、この回路を使っています。
「電源は、配線が肝心」という訳で、実際の実装状況を図に書いてみました。太い線は、太い線材を使っているところです。センシングとなる可変抵抗のところは、電流計の後から取っており、これで「居酒屋ガレージ店主」さまより指摘があった点はクリアしていると思うのですが・・・。
他のも調査。LM317Tのアプリノートを見ると、抵抗R1は、レギュレータのすぐ近くにいれよと指示されています。μA78Gとは内部回路が異なるからだと思うのですが、これだと電流計はどこに入れたらいいの??
「たかが電源、されど電源」・・・結構奥が深いです。
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コメント
78G、もともと安定度が悪いのかもしれませんね。
負荷や入力電圧を変えた時、GND・CTRL端子間電圧が変化しているので
あれば、石そのものの安定度くさいと判断できるでしょう。
投稿: 居酒屋ガレージ店主(JH3DBO) | 2009年9月19日 (土) 06時58分
パネルメーターの針が動くのは確認できますが、13.5Vにおいて、ゼロ~4Aの負荷における電圧変化をデジタルテスターで測定したところ0.06Vでした。こんなものかもしれませんね。
もうひとつ電流ブースト回路として、NPNトランジスタを使い、そのベースにICの出力を入れる方法がありました。こっちの方が良いのかな。
投稿: JF3DRI | 2009年9月19日 (土) 19時19分