たかが電源されど電源(No.4 パチモン電源!)
さて今回は、メーカ製のパチモン電源改良奮闘記。実は、HPご本尊にあるテキストオンリーの記事「骨までしゃぶるぞアルインコ電源」を写真で解説なのであります。
これが問題のアルインコ EP-3000 30A MAX. と称する電源です。フェイスは、悪くありませんね。
中身はこんな感じ。改造はしてあるものの、パチモン電源の雰囲気はわかると思います。
後ろの放熱板はこんな感じ。パワトラは、モトローラーの2N3055が付いていたが、本文の通り1つ壊れ、えらい目に会ったので全部交換しています。たまたま、売っていた東芝製2N3055となっている。また、50℃のサーマルスイッチとファンを取り付けたことも。
30A MAX. なのに仕様が 25A MAX. のブリッジダイオードが付いていたので、パラレルに追加した様子。隣の平滑コンデンサも35V 22000μF x2に交換。当初は25V 33000μFが付いており、耐圧的にもぎりぎり。
一番、愕然と来たプリント基板の30Aを流すといったとんでもないことをやっていた部分。2mmのスズメッキ線で補修してます。裏面は4つのパワトラのばらつきを吸収するためのセメント抵抗が付いている。
パチモン電源ですが、30Aは無理としても、改修以降、快調に働いてくれています。
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