たかが電源されど電源(No.3)
いつ、作ったのか忘れた。ジャンクのケースを「天理ハムベンション」で入手したのと、日本橋の「スーパービデオ」で医療用と称し 10A 取れるという名目のトランスを安く購入したのが発端であるのだけ覚えている。
電流計(左)は、何かから取り外したジャンクの100μA計、左の電圧計もジャンクで購入した覚えがあり、ジャンクの寄せ集めみたいなもの。PL, ヒューズ, SWは最初からこの位置に付いていた。
平滑コンデンサは、塚口勇商店で購入したネジ留め式産業用のジャンク10000μF
制御用パワートランジスタはSSDI製の 2N3055 x2、放熱器はジャンクのTVセットから外したものを2つにぶった切ったもの。通風のため、シャーシに多数の穴を開けている。
心臓部は、ちゃんとエッチングをしたプリント基板で、μA723 を使っている。左にあるホルマル線のコイルは、コイルじゃなくて100μAの電流計を10Aにする分流器です。
この電源、負荷変動率は抜群で、10A流しても0.05Vも変化しません。実装がたまたま、良いのか・・・それとも723の性能が良いのか・・・・。
但し、製作当初 「発振」 する現象に見舞われたり、誘導性の負荷(モーターとかね)を与えると、電圧が大幅に変動するトラブルが発生。あまり、良く調べず(そんな技量も当時は無かった)コンデンサでバイパスしまくったところ何とか収まりました。μA723 って、結構なゲインを持っているのが後で解りました。
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