真空管ソケットいろいろ(送信管編 その2)
さてさて、最もお気に入りの真空管ご用達のジャイアント5ピンソケット、すなわち 4-125, 4-250A, 4-400A, 3-500Z用です。冷却面からすると、これらのタイトソケットじゃなくて、チムニーを使うエアーシステムソケットが良いのですが、チムニーが入手困難だということと、エアーシステムソケットは、ピンとの密着性が悪く、事故の報告が時々あるようなので使ったことはありません。(早いハナシが高価なんで手が出ない・・・ということ。)
右が中古ですが Jhonson 製122-275-200で左が中国製の新品です。一見すると銀メッキをしてあり、中国製もなかなかと思われますが、実際に真空管を差してみると、差し込むのがとんでもなく硬くてピンにキズを付けてしまいました。使用するに当たっては、まず、バネを緩くして嵌合を確かめてから使う必要があり、手を加えなければダメのようです。確かに安いんですが・・・やはり、それなりであります。(Jhonsonのは新品で¥3000以上、中国製は¥800ぐらい)
あ、ちなみに、4-400A PPで使ったのは東芝製のソケットで精度は抜群です。
次は、450TH/5T31に付いていたバヨネット式の4ピンソケット。UV-211, 845, 805, などがコレです。
くたびれてホコリだらけですが、これも味のうちってことで。
中波送信機に使われていたもののようです。
前の記事に、少し書きましたが4CX250B, 7034, などのEimac純正のSK-600エアーソケットです。チムニーはJhonson製です。
いちどピカピカに磨いたのですが、銀メッキを施してあるので、どうしても酸化し、黒ずんでしまいます。
結論として「ソケットは良いものを使おう!」です。
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